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zoom RSS マンガ私論(&あべのしんぞう)

<<   作成日時 : 2006/08/01 12:47   >>

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わたしは近ごろ「わたし」のことを「私」とは書かなくなった。「かれ」も「彼」とは書きたくない。画数が多く、面倒だからか。でも、「彼女」は「かのじょ」とは書かない。ただ、「かのじょ」は語感がどうも好きでないから、できたら使わない。言うなら、「あのひと」。でも、この「あのひと」、漢字で書くときは「あの人」か、「あの女」か、大いに迷ってしまう。

今、「言うなら」と漢字で書いたが、パソコンが勝手に転換したので、手書きならきっと「いうなら」と書いたに違いない。でも、「思う」とか「聞く」とかなら、手書きでもきっと漢字で書く。ただこれも、「おもう」は「思う」がいいか「想う」がいいか、「きく」は「聞く」がいいか「聴く」がいいか、余計なエネルギーを費やすことはよくある。

近ごろの若い者は漢字を知らないと大人はいう。その大人のリーダーを選ぶ選挙のポスター、10人に1人、いや、5人に1人かもしれない、こむづかしい漢字のところは、仮名書きにしてしまっているのが増えた。どうしてだろうか。

来期の首相になるであろう「安倍晋三」さん、あの方のポスター見たことはないが、まさか「安倍しんぞう」なんてはしてないだろう。あの方は心も体も、なんといってもその人相が、仏様、いやそんなインドの神様ではなく、わが国の神話の世界に登場するのにふさわしいほれぼれするとするおだやかな、まさにわが国の顔にふさわしいご容貌だ。白人ばかりのサミットに出ても、決して引けを取らない”美しい国”の美男子だ。

ところで、「あべしんぞう」という名前、毎日、新聞やテレビで、もう数百回も見ているのに、いざ漢字に変換しようとして、「あべ」という漢字、「阿部」なのか、「阿倍」なのか、「安部」なのか、「安倍」なのか、「安陪」なのか、迷ってしまった。だから、本当は「あべのしんぞう」と全部「ひらがな」書きする方が、日本の”顔”にふさわしいのかもしれない。(ただ、あの「しんぞう」という発音、玉にキズだ。訓読みがあればその方がもっといいと思うのだが。)

そういえば、日本人の名前の読みは難しい。純粋の日本人であるあなた、100%自信を持って正確に読めると、いいきれますか。わたしもこの前、「上村」という名刺をもらった方に、「ウエムラ」か「カミムラ」かと迷いながら、「カミムラさんですか」と尋ねたら、「いえ、カンムラです」といわれてしまった。

名字はまだしも、名前の方となるとさらにむずかしい。特に、近ごろの新感覚の若者たちのつける漢字の名前、かなりの頭の体操が必要なのでは。たいていの文書に名前を書くときは必ず「フリガナ」を書くことが要求される。二通りの表記で名前を書かされる。でも、そのうち、あと100年くらいか、「フリガナ」の方が一人歩きできる、そんなことになるような気がする。



ここで話は飛躍する。いや、本題に入る。

「どうして日本人はマンガが好きなのか。マンガ大国なのか。」ということ。

マンガのわからないわたしは、その原因をこう判断する。

わたしたち日本人は、お隣りの中国人や朝鮮人、モンゴル人のように、残念ながら民族特有の文字をもっていないからだ、と。

漢字は中国の文字を借用している。だから、できたら使いたくない、そうした深層心理が、特に今どきの日本人には強くあるのだ。

「それは違う。わが国には仮名という最も優雅な文字があるではないか」、と反論するあなた。その「仮名」文字は、母親は日本人ではないのだ。だから、昔の人は「かな」を「仮名」と表記し、本当は漢字が「真名」(まな)なんだがと、「おんなで」と称したりして、隠れて使っていたんだ。まったくもう、これは一種の“自虐的”国語観だ。

これからの日本人に、せめてこうした“自虐的”思考を取り払うためにも、最低限、今後は教科書で「仮名」と漢字で表記するのは禁止すべきだ。「マンガ」も「のらくろ」のころは「漫画」と書いていたであろうが、いまは違う。いまはもう漢字の呪縛からのがれて、漢字の「漫画」と発音は同じだけれども、漢語的発想とは無縁の、新しいカタカナ語と、カタカナで書く人たちは思っているのだ。



「わたしたちには民族固有の文字表記がないということ、そこからから発生する無意識のイライラをいやすために、新しい表現の方法としてマンガがある」。そういう説に、ご賛同いただけたでしょうか。



                               (近ごろは右側ばかり選んで歩くネコ)

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