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zoom RSS 「戦争責任」とボクシング

<<   作成日時 : 2006/08/20 22:05   >>

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前回のブログで「戦争責任二分論」というのを書いた。

その趣旨はこうだ。

まず、どうして「二分論」はわが国にはなじまなかったのか、という疑問から出発し、抽象的思考が苦手なので、最近のわが国での「組織トップの責任」の問われ方をとおして、極東裁判での“A級戦犯”への判決が妥当だったかを考えてみようとした。具体例が適切だったかという問題もあるが、以下のような内容だ。



例1 ライブドア事件の堀江貴文氏、通称“ホリエモン”は、“A級戦犯”として裁かれようとしているが、他は問われないのか。

例2 尼崎の列車転覆事故は、若い運転手の無謀運転が原因で、多数の死傷者がでた。社長が運転したわけでもなく、他の職員がそそのかしたわけでもないのに、なぜ社長は謝罪し、辞職したのか。また、どうして多くのJRの職員が頭をさげたのか。

例3 サダム・フセインは生物化学兵器所有という証拠はなかったけれど、9.11テロの犯人はイラク人ではないと聞いているのだけれど、どういう罪で裁かれようとしているのか。これもまた、勝者が敗者を裁こうとしているのではないか。(極東裁判の過ちの轍を踏まないためにはどうあるべきかーー本日追加。)


そのような内容であった。




このブログについては「極東裁判男」さんから、ご丁寧なコメントをいただいた。

そのコメントを読んで、あの裁判で「全員無罪を主張」したハンというインドの判事がいたということ。あの裁判は「天皇を裁けばそれこそ日本はバラバラになりやがて共産主義に犯されてしまう」という当時の時代背景があったということなど、いくつかの点が理解できた。



また、この問題、書店に行けばいろいろ本も出ているから、まずは小林やすのりさんの『いわゆる“A級戦犯”』を読んだら、かなりの部分、氷解するとは思うのだけど、なにしろ3年前、たまった本を処分しようとしたら、紙くずにしかならなかったから、それにインターネットがいくらでも使えるようになったから、もう本は買わないことにしているのだ。


本当のことを言えば、わたしがどうこう思ってもただそれだけのことで、世の中、なるようにしかならないと思ったりしていて、世の中のことでいちいち腹を立てたり、うれしがったりすることもあるまいとも思っている。だけど、近ごろ、パソコン覚えたせいか、あの「つれづれなるままに・・・・・・由なしごとを書きつづれば、・・・・・・いとものぐるほし」という兼好法師の気が乗りうったのか、「ものいはぬは腹ふくるる業」だとばかり、こんなブログをはじめた次第。(だから、こんな男のブログに付き合ってくださるみなさまには感謝している。)


それにだ。賛否両論のあるこんな大きな問題、真贋を確かめるためには、まず膨大な判決資料や関連資料の山に分け入って、自分の目で確認するしかないと、疑り深いわたしは思うのだけど、そんなことわたしには土台不可能だ。また、そんなエネルギーもなければ、よくよく考えたらそんなことする必要性も立場でもない。所詮は自分と波長の合った人の考えに乗つかっているしかあるまいと思うものの、いろいろな立場の人のブログを読んでいたら、自分と波長のあう人、そうかも知れないと思う意見に出会えるかも、とそんな気持ちで、ブログをつづけているのだ。



そこで、わからないことはいろいろあるのだけど、今、わたしが疑問に思っているのは以下のようなことだ。


いわゆる“A級戦犯”という方々は「まったくの無実」なのか。「責任はあるけど、死刑には該当しない」、ということなのか。それとも、「同胞であるわれわれ日本人の立場から、罪をあの方々に押し付けるのは不当だ」ということなのか。それとも「あの方々はもう罪はつぐなったのだから、わが国のやり方で弔いをすべきで、外国からいちゃもんつけられるいわれはない」というこことなのか。それとも「・・・・・・」なのか。

それに、敗者が勝者を、弱者が強者を裁いた裁判なんてあったのだろうか。ありうるのだろうか。


ここまで書いて、また、もう一つ、疑問がわいた。


それは、法による裁判所の判決とスポーツの判定とを比較するのは、人の命がかかっているのと単なる遊びとでまったく違うのかなあと思ったりするけど、本質的には同じと考えてはいけないのか、ということ。


あのWBC野球のアメリカ主審の判定をみて腹が立ったが、覆ることはなかった。理不尽が通ってしまった。

また、今月はじめにあった亀田興毅選手の試合。日ごろボクシングにはまったく興味も関心もないのに、あの日だけは7時からKOを楽しみにして、最後まで見てしまった。判定については敗れたかと一瞬思ったのだが、勝利の判決が出て、日本人のライトフライ級チャンピオンが新しく生まれてよかったと思って床に就いた。翌朝、新聞を見たら、抗議の電話がテレビ局に殺到したとあり、正義感というか、自分とは違ってきっちりもの事を考える日本人もわりかし多いのだなあ、と妙なところで感心してしまった。

でも、それだけのことだ。チャンピオンベルトは亀田選手の手にあるし、次の試合で、悪評を取り返せばよいとのエールもたくさんあるみたいだし。つまり、法に基づく裁判も、スポーツと基本的には同じで、レッドカードが出されてから、いつまでも審判にぐちゃぐちゃ言うのは女々しいとはいえないのか。スポーツ精神というのは潔く判定を受け入れるしかないのではないのか。そんなことだ。



でも、それとこれとは、やっぱり別の話だろうか。


                                          
                             (本も読まないで、つまらぬ発言をするネコ)

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