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zoom RSS 清明の時節 雨紛紛、

<<   作成日時 : 2007/04/01 10:22   >>

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いま中国は清明節の季節だそうです。

この週末は日本のお彼岸やお盆のように、多くの人たちが墓参りをしているのでしょうか。


ネットで清明節を調べてみると、詳しい説明がいろいろでていました。ここには『ウィキペディア(Wikipedia)』の記事を紹介します。


清明(せいめい)は二十四節気の1つ。4月5日ごろ。および、この日から穀雨までの期間。
太陽黄経が15度のときで、万物がすがすがしく明るく美しいころ。三月節。
暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
さまざまな花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。この日に近い旧暦の4月1日には衣替えを行った。

中国で清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。また春を迎えて郊外を散策する日であり、「踏青節」とも呼ばれた。『白蛇伝』で許仙と白娘子が出会ったのも清明節でにぎわう杭州の郊外であった。また清明節前に摘んだ茶葉を「明前茶」、清明から穀雨までの茶葉を「雨前茶」、穀雨以後の茶葉を「雨後茶」という。中国で緑茶は清明節に近い時期に摘むほど、香りと甘みがあり、高級とされている。
沖縄県では「しーみー」と発音して、中国の風習と同じく墓参りに行くが、墓の前で親類が揃って食事を楽しむ風習がある。清明祭ともいう。




端午や七夕は日本でも定着していますが、この清明節はわたしたちにはなじみがありません。どうしてでしょうか。


ただ、晩唐の詩人・杜牧(803〜853)の「清明」という漢詩、高校でならって知っている人、いるのではないでしょうか。原詩と訓読、ついでに中国語で出版されている本から、現代語釈文を並べてみました。


(原詩)

清明時節雨紛紛、
   
路上行人欲断魂。
   
借問酒家何処有?
   
牧童遥指杏花村。
 
 

  
(訓読)

清明の時節 雨紛紛、            せいめいの じせつ あめ ふんぷん
路上の行人 魂を断たんと欲す。      ろじょうの こうじん たましいを たたれんと ほっす
借問す 酒家は何れの処にか有る。    しゃもんす しゅかは いづれの ところにか ある
牧童遥かに指さす 杏花の村。       ぼくどう はるかに ゆびさす きょうかの むら


(中国語釈文)

清明這天下起紛紛的小雨、
孤身趕路的旅客的心境倍加淒涼。
請問哪裡有酒店可以借酒消愁?
牧童笑著指著遠處和杏花村。



こうして並べてみると現代中国語訳は「釈文」だからでしょうが、意味はわかっても、ちょっと暗唱する気になりません。中国人は直接音読して原詩を味わうから、現代語訳は必要ないからでしょうか。日本語の訓読、原詩の味わいをつかんでいて、これはすばらしい翻訳の方法だったと、近ごろわたしは思うのです。


                      (日本の漢文訓読の歴史が日本語を育て、鍛えたと思うようになった ネコ)

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