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zoom RSS 小沢辞任劇と3社の社説

<<   作成日時 : 2007/11/05 12:30   >>

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安倍さんの所信表明直後の辞任にはおどろきましたが、小沢さんの辞任表明にもちょっとびっくりでした。

ネットで今回の「大連立」劇に対する各社の社説の論評を読んでみますと、@大連立を目指すべきだという読売社説、A「大連立はあやまり」という朝日の社説、その中間ともいうべきB「大連立は基本的に正しい」という日本経済新聞の社説がありました。

日本の今後の政治のあり方としてどちらが正しいのでしょうか。



@読売新聞小沢代表辞意 それでも大連立を目指すべきだ

 (前略)
 行き詰まった現在の政治状況を冷静に見つめれば、大連立はやはり、なお実現を目指すべき重要な課題である。
 (省略) 
 小沢代表の考え方は、従来の政府の憲法解釈とは相いれない。一方で、政府の憲法解釈は、今日の国際平和活動の実態にそぐわなくなっている。国際平和活動のあり方で、与党と民主党が一致すれば、大連立の重要な基盤となる。大いに論議すべき問題である。(省略)
 小沢代表は、衆参ねじれの現状に何の手も打たなければ、次期衆院選で勝利し、政権交代を実現するという民主党の戦略も危うくなる恐れがあったと言う。
 (省略)
 「民主党が政権の一翼を担い、参院選で約束した政策を実行し、政権運営の実績を示すことが、民主党政権実現への近道」という小沢代表の考えは、こうした認識に基づいた政権戦略であろう。
 小沢代表が辞任の意思を固めたのは、こうした考えが、党首会談後の党役員会で認められず、「不信任に等しい」と判断したからだ、と言う。
 不毛な政治状況が続き、海自の給油活動の早期再開もできないとなれば、国際社会の信頼を失い、日米同盟を含め、日本の安全保障に重大な影響が生じる恐れがある。年金・社会保障制度改革も進まなければ、国民生活が不安定になり将来不安を増大させる。
 国民経済や安全保障への悪影響があれば、その責任は民主党にあるということになる。
 小沢代表を除き、民主党執行部は「参院での民意に反する」「福田政権を助けるだけだ」などとする大連立反対論が大勢だ。次期衆院選の戦術上、政府・与党を追い込むため、“対決”を貫くべきだということなのだろう。
 国や国民の利益のために必要な政策の実現を図るという、最も重要な政治の責任を忘れた姿勢だ。
 (省略)
 衆参ねじれの下で2大政党が対立している状況を打開し、税財政、外交安全保障、社会保障制度などの重要課題を解決するには、やはり大連立が望ましい
 民主党執行部は、小沢代表の辞職願を受理できないとしているが、そうならば、大連立を真剣に考慮すべきである。



A朝日新聞小沢代表辞意―「政権交代」は偽りだったのか

●大連立ありきの誤り
 確かに、小沢氏の説明通りだとすると、国連のお墨付きがある場合にのみ自衛隊を海外に派遣するという恒久法は、首相にとっては大きく妥協したものだろう。日米同盟も踏まえ、国連外の行動にも余地を残したいというのが自民党などの考え方だからだ。首相は大連立ができるなら、給油再開の新法成立にはこだわらないとも述べたという。
 「私個人としては、これだけでも連立に向けた政策協議をはじめる価値があると判断した」と小沢氏はいう。恒久法の論議としては重要なポイントではある。だが、その問題と大連立をセットにして「イエスか、ノーか」と迫るのは、あまりに議論を単純化している。
 小沢氏が本気で海外派遣の恒久法をつくりたいのなら、まず民主党内をまとめ、そのうえで法案を出すなり、政府与党と協議するなりすればいい。いきなり大連立と絡めるのは筋が違う。
 首相の方も、政治の安定を望む気持ちはわかるが、途中の論議を飛ばして結論を約束するのは行きすぎではないか。
 そもそも両党の間には、他にもさまざまな政策で基本的な食い違いがある。何よりも小沢氏自身、政権交代しなければ日本は変わらないと言い続けてきたではないか。
 政権を争う2大政党が国家国民のために協力しあうことは当然あっていい。ただ、それはまず政策ごとの協調で模索すべきであり、連立しなければ何もできないというのは論理の飛躍である
 いまの日本が、大連立を考える時期に来たとは思えない。そもそも、たった2度のトップ会談で方向づけられるような問題ではない。
 小沢氏は辞意表明の記者会見で、民主党についてびっくりするようなことを言った。「次期総選挙での勝利は大変厳しい情勢にある」。参院選で大勝し、次の総選挙でいよいよ政権交代をと意気込んだのは、見せかけにすぎなかったのか。
 (後略)



B日本経済新聞小沢代表辞意表明で混迷深まる民主党 

 (前略) 
 こうした小沢氏の政治手法はやはり疑問である。次期衆院選で政権交代をめざすと言いながら、日本の国際的信用にかかわるインド洋での給油活動継続問題を人質にとって瀬戸際作戦に持ち込み、福田首相との2人きりの党首会談でいきなり大連立を協議するやり方は民主党内だけでなく、多くの有権者の理解も得られないだろう
 (後略)
 衆参ねじれ国会の現状を踏まえれば大連立はいずれ不可避になる。次期衆院選での民意に沿って自民党と民主党が大連立を組み、消費税や年金改革、行財政改革、地方分権、地域再生など当面の政策課題について強力に実行する体制ができることが基本的に望ましい





わたし自身は「大連立」はすべきでないと考えています。

朝日新聞編集委員の星浩さんが「権勢政治の限界」とういタイトルで小沢さんの行動パターンを解説していましたが、なるほどと納得できました。


小沢さんが代表をお辞めになることは民主党にとっての打撃ではなく、古い政治手腕の政治から決別して、これからの新しい政治、政党をつくっていく上ではいいチャンスなのではないでしょうか。わたしは小沢さんに期待して民主党を支持したのではないので、そのように思っています。

民主党はくれぐれも小沢さんを慰留してまた代表に担ぐことがないことを願っています。岡田克也さんとか、若い立派な人がいるじゃあありませんか。



 
    (これまではペットとして愛されるネコでありたいと思っていたが、ネズミ年はネズミでいいと思いなおした 大ネズミ)


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◆小沢騒動の続き。小沢会見で、マスコミ批判「朝日・日経以外は・・」。7日の党首討論は中止
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てらまち・ねっと
2007/11/05 23:29

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