日日是生日

アクセスカウンタ

zoom RSS 中国知識人30人の「チベット問題」への意見書

<<   作成日時 : 2008/03/25 20:09   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 14

産経新聞の北京特派員福島香織さんのブログ「北京趣聞博客 」(ぺきんこねたぶろぐ)に中国知識分子30人が、連名で表明した、「チベットの現在の局面処理に関する意見書」の日本語訳が載っていました。(http://fukushimak.iza.ne.jp/blog/entry/520012/#cmt

中国政府はこうした人たちの意見に耳を傾け、正しく対応してもらいたいと願い、転載させていただきました。



@目下、中国公式メディアの偏った宣伝的報道は、民族の仇敵を煽動し、状況の緊張を激化させる効果があり、国家統一維持の長期的目標に非常に有害であり、これを停止することをもとめる。

Aわれわれは、善意、平和、非暴力の原則を遵守し妥当に民族問題を処理したいとするダライ・ラマの平和的呼びかけを支持する。無辜の平民に対するいかなる暴力行為を譴責し、中国政府に暴力的鎮圧を停止するよう強烈に促し、チベット族民衆に暴力活動を行わないように求める。

B中国政府は「ダライ集団が組織的にあらかじめ策謀を練った計画的な事とするにたる証拠がある」というが、ならば、その証拠を提示し、国連人権理事会に対し、その証拠、事実過程、死傷者数などについての独立調査を求めるよう、政府に提案する。それをもって、国際社会の相反する見方や不信感を改変すべきである。

Cわれわれは、チベット自治区中国共産党指導者がいうところの、「ダライは袈裟を着たけだもの、人面獣心の悪魔」といった文革時代みたいな言葉が事態の収束になんの役にもたたず、中国政府のイメージに不利であると認識する。我々は、国際社会にとけ込もうとする中国のために尽力し、現代文明にふさわしい、執政の風格を示してゆくべきであると思う。

Dわれわれは、ラサで暴力行為が発生した当日(3月14日)、チベット自治区で責任者が「ダライ集団の組織的であらかじめ策を念入りに練った計画的事件であるとするになる十分な証拠がある」と説明したことに注目している。つまり、チベット当局は早くから暴乱が発生しうると知っていたわけで、それをむしろ有効に阻止できず事態を発生、拡大させたわけであり、これは内部に汚職が存在する、ということではないだろうか。厳粛な調査、処置を行うべきだ。

Eもし、最終的に、これが組織的、あらかじめ策を練った念力な計画的事件であると証明できないならば、これは民間暴動が惹起させられたものであり、暴動を惹起させ、かつ捏造、虚偽情報で中央と国民をだました責任者を追及すべきであり、教訓をまじめに反省し、経験を総括し、今後同じ轍を踏まぬように、しなくてはならない。

Fわれわれは、チベット民衆に「踏み絵」を踏ませたりや後で責任を負わせるようなことをしないように強烈に要求し、逮捕者に対する審判は、公開、公正、透明な司法プロセスに従い、各方面が心から敬服するような効果に到達しなければならない。

G中国政府が信頼できる国内外メディアにチベット自治区内で独立した取材報道を許可するよう求める。目下、この種のニュース封鎖は、国民、国際社会の信頼をえることがかなわず、中国政府の信と誠をそこなう。もし、政府が真相を昇格しているなら、あれこれあら探しされることを恐れないはず。ただ、開放的態度があってはじめて、目下の国際社会の我が国政府に対する不信感は転換できる。

Hわれわれは、中国民衆と海外華人が冷静と寛容を保ち、深く物事を考えるよう呼びかける。激烈な民族主義の態度は、ただ国際社会の反感をまねき、中国の国際イメージを損なうだけだ。

I1980年代、ラサに限定されていたチベットの動揺がこのように、チベット各地に拡大した。このような状況の悪化は、対チベット工作に重大な過失があったことを反映する。関係部門は痛恨の極みと反省し、失敗した民族政策を根本から改変すべきである。

J今後、同類の事件発生をさけるため、政府は中国憲法で明記されている宗教信仰の自由と言論の自由の権利を遵守し、チベット族民衆に十分、彼らの不満と希望を表明させ、各民族国民に自由に政府の民族政策の批評と提案を表明させなくてはならない。

Kわれわれは、漢族チベット族の誤解をなくし、交流を展開し、団結を実現し、政府部門であろうが、民間組織、宗教人士であろうが、すべてがこのために努力するよう希望する。われわれは民族の仇恨をなくし、民族和解を実現せねばならず、民族間の分裂拡大を継続させてはならない。ひとつの国家が領土の分裂をさけるには、まず民族間の分裂をさけなければならない。



その30人として以下の人たちの名前が挙がっていました。
王力雄、劉暁波、張祖樺、沙葉新、于浩成、丁子霖、蒋培坤、余傑、孫文広、冉雲飛、浦志強、滕彪、廖亦武、江棋生、張先玲、徐珏、李駿、高瑜、王徳邦、趙達功、蒋亶文、劉毅、許暉、王天成、温克堅、李海、田永徳、劉荻ら。


  (黒いネズミも白いネズミも同じネズミだとは思うけれど、やっぱ自分と同じ色のネズミが好きな偏狭ネズミ)


≪追記≫
原文を見つけました。添付したいのですが、ここは簡体字が文字化けするので、以下のサイトでご覧ください。
http://news.boxun.com/news/gb/china/2008/03/200803221421.shtml

なお、この意見書を書いた中心人物王力雄とはこんな人物です。
画像

http://boxun.com/hero/wanglx/1_1.shtml

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
チベット問題、王力雄氏に聞く
チベット問題というと、いまは聖火リレーのことでいっぱいで、問題の背景分析なんかもうどうでもいいという気がしているのですが、4月15日の地元紙にあの「中国知識人30人の地ゲット問題への意見書」(http://lailai-hanyu.at.webry.info/200803/article_8.html)を中心になってまとめた王力雄さんの記事が出ていたので、記録として書き込むことにしました。 ...続きを見る
日日是生日(毎日が誕生日)
2008/04/18 11:40

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
 支那のことは支那人に、チベットのことはチベット人にまかせるべきだ。外国人としての日本人は見守るしかない。ただ「忘れてはいないよ」のメッセージとして、平和なデモや胡 錦濤に手荒な歓迎をしてあげたい。聖火ランナーの前で五体倒置なんてのも面白いかもしれない。
 もうひとつ、支那の共産党政権の人道犯罪は、けっして見過ごさない。これは、ナチスのユダヤ人虐殺とおなじ種類の人道犯罪であって、支那の国内問題ではない。
罵愚
2008/03/26 06:07
産経と言えば古森氏かなと思えば福島さんでしたか。
モットーが「逃げない、はればれと立ち向かう」。いいですねえ。

五体倒置は勘弁して下さいな(笑)。家は根性なしの浄土真宗で密教には縁遠い。
期待するとすれば日本山妙法寺さん位かな。

中国がやって来たのは、そして<a href="http://www.reuters.com/article/worldNews/idUSPEK24297420080326?sp=true" rel="nofollow" target="_blank">今も尚やろうとしている</a>のはいわゆる「民族浄化」です。

12億人の巨大なる精神的蛮族社会が現存する。げに恐ろしきかな。
goda
2008/03/26 17:33
 徳は弧ならず。かならず隣あり、っていうのは支那人の言葉ですよね。いまの支那の全体主義政権の蛮行は、ナチスの犯した犯罪とおなじです。もうちょっとさかのぼれば、西欧の植民地列強は、みんなやってきたことだ。
 それはいけない。植民地を開放して、独立した民族国家をつくろうとして、自国は独立し、近隣にもそれを勧めたのが大東亜戦争の一面だったと思う。三国同盟で、日独伊の三国の孤独を強調した、ゆがんだ戦後教育の結果、あたかも、日本がナチス犯罪の共犯者のような解釈がまかり通っているが、枢軸国は日独伊の三国だけではなく、アジアにもヨーロッパにも南米にもあって、世界に散在していた。まさしく、徳は弧ならず。かならず隣があったわけだ。まぶたを閉じた戦後教育の結果、孤独な閉塞感をわずらっているが、チベットへの共感はその対症療法になるかもしれない。
 支那の侵略主義を排撃し、チベットへの共感は、大東亜戦争を決意した日本人の心理と共通するものがあると思う。
罵愚
2008/03/27 08:18
石原莞爾が今の日本人の虚弱なる精神を観れば必ずや涙を零すことでしょう。

「和を以って尊しと成す」という我が民族に連綿と続く思想は、西欧の「発見する主体」と「される客体」、明確で絶対的なある種優劣観を伴う『区別』を前提とした搾取的植民地主義では無く、「共栄権」という思想を産み出した。セム語系宗教の神=真理の絶対と大乗仏教の相対的な縁起観の相違です。仏教にはその社会的隠遁思想をさえ乗り越えられれば世界を救う力が有ると信じています。

ギリシャ・ローマの盛衰を想えば、日本が中華帝国思想―思想と呼べるものは皆無にせよ―に隷属していく事など、歴史のホンの些細な一幕に過ぎない。

だが、私は常に「今この時」にしか生きられない。

そして、今この時、中国によるチベットの民族浄化を許しては成らないのです。
goda
2008/03/27 15:16
共産中国包囲網の中で、文化大革命という誤った政策の中で、「鬼神を語らず」という漢族文化の中で、”虐殺”という蛮行があったということは否定しません。でも中国のチベット族への政策が「ナチスのユダヤ人虐殺とおなじ人道犯罪」、「民族浄化」のgenocideが行われていると断言するまでには、今の私はまだいたっていません。
この暴動を機にこれまでのチベット政策を見直してほしいし、オリンピックをきっかけにより開かれた国に変ってほしいと願っているのです。
そんなこと共産党独裁だからできるはずはないといわれそうですが、台湾や韓国もつい二十年くらい前までは独裁政権でした。「選挙をしよう」という民衆の声が高まりさえすればいいのではないでしょうか。いまはまだ「大国になりたい」という声の方が強いだけで、いずれ中国もそうせざるをえない時がくると思っています。
damao
2008/03/29 15:06
 ちょっと説明不足だったようですね。支那の共産党政権によるチベット族へのナチス犯罪は、今回の蜂起をさしているのではありません。1951年以来くりかえし起きてきた弾圧、とりわけ文革時代の大量虐殺をさしています。
罵愚
2008/03/30 04:06
私はチベット問題は民族浄化と認識していますよ。
ラサの徹底的な破壊やチベット統治政策は民族文化の根幹たる精神文化の撲滅そして懐柔・利用を目的としたものですね。

文革は何疑う事無く野蛮極まる人道的犯罪ですが、中国に隷属した日本はこれをまともに伝えません。
あの蛮性―というより獣のようなと言うべきか―極まる徹底的な破壊と殺戮への衝動には正直な話し恐怖を覚えます。

私は明確にそして心より、共産党政権の崩壊を願っています。
goda
2008/03/30 17:32
 支那は救いようがない。隣の住人が「ごみ屋敷」だったとあきらめるしかないと思う。下手な口出しは、被害を増幅するだけだ。政経分離で、交易だけは拡大させるが、政治的には冷淡でいいと思う。
罵愚
2008/04/02 04:55
文革というものを今の中国がどのように総括しているのかよくわかりませんが、文革は漢族に対しても漢族文化に対してもかなりの破壊活動をしたのではないでしょうか。わが国でも廃仏毀釈とか切支丹や浄土宗弾圧の歴史がありました。極端な現象はどこの国にもあるのではないでしょうか。
また、”支那”=”中国”、その人口は13億とか。人類の6人に1人が「救いようがない」としたら、人類自体に私は失望せざるをえません。
なお、今回のチベット問題への現政権の対応、正しいのかどうかは疑問に思ってます。
damao
2008/04/02 12:11
beltqmbjmbj.ibozv, <a href="http://www.mcxbbozaac.com">jizsqvicpa</a>
fiubdwyfhh
2013/07/11 09:29
pwstsmbjmbj.ibozv, <a href="http://www.zppfuiqjlm.com">qnrwedgwpk</a>
wsvvprajzd
2013/07/11 13:30
gpfuqmbjmbj.ibozv, <a href="http://www.vtzsaczgik.com">ckmgnhbpbw</a>
smzmfpnmpm
2013/07/11 17:33
uhnmwmbjmbj.ibozv, http://www.yqiohtfghh.com groujihtou
hmyrbrrsjw
2013/07/11 23:00
dxxwembjmbj.ibozv, <a href="http://www.kpvtcaaifc.com">ovclxiwysw</a>
tqfowehpgx
2013/07/15 09:54

コメントする help

ニックネーム
本 文
中国知識人30人の「チベット問題」への意見書 日日是生日/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる