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zoom RSS チベット問題、王力雄氏に聞く

<<   作成日時 : 2008/04/18 11:35   >>

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チベット問題というと、いまは聖火リレーのことでいっぱいで、問題の背景分析なんかもうどうでもいいという気がしているのですが、4月15日の地元紙にあの「中国知識人30人のチベット問題への意見書」(http://lailai-hanyu.at.webry.info/200803/article_8.html)を中心になってまとめた王力雄さんの記事が出ていたので、記録として書き込むことにしました。


タイトル作家・王力雄氏に聞く  アメとムチ裏目 チベット政策見直し必要

チベット問題に詳しい作家、王力雄氏(54)=北京在住=にラサ暴動の背景などを聞いた。
(北京、共同=塩沢英一)

―なぜ暴動に。
「政府は政治的に抑え付ける一方で、巨額投資で経済発展させる『アメとムチ』の政策を取ってきたが、両面でつまづいた。経済発展で漢民族がチベットに押し寄せ、チベット民族は仕事を奪われ、負け組みになった」
「チベット民族にとり(チベット仏教最高指導者)ダライ・ラマ十四世が最も神聖な存在であることを政府は理解しなかった。僧侶にとりダライ・ラマ非難の強要は父親に対するののしりを強いられるより屈辱だ」

―政府は「ダライ集団」が画策したと。
「ダライ・ラマの関与があったかどうかは分からないが、政府は大量の軍や警察を動員しても僧侶らを制御できなかった。関与があったというなら、遠くにいるダライ・ラマにそれほどの力があることを政府は認識する必要がある」
「ダライ・ラマの影響力を過小評価してきた政策を見直す必要がある」

―政府は人権や民族の問題ではなく、国家統一の問題と主張するが。
「官僚はダライ・ラマが引き起こした国家分裂の問題であると責任点転嫁しており、民族政策見直しはしばらくは無理だ」
「政府には『反独立』を飯の種にしている部門が国家安全省、軍部、国家宗教事務局など十六もある。彼らは問題が大きいほど権力も金も増え、北京五輪が失敗しようがお構いなしだ」

―政府はダライ・ラマが死去すれば問題解決すると思っているのか。
「死去したら生涯里帰りできなかったことにチベット民族は絶望し、全面暴動になると思う」
     ×       ×        ×       ×

王力雄(おう・りゆう)
1953年、吉林省長春市生まれ。吉林工業大卒。著書に「天葬 チベットの命運」など。妻はチベット民族の作家。
画像


≪追記≫

王力雄氏の略歴です。
http://boxun.com/hero/wanglx/1_1.shtml
なお、夫人はツェリン・オーセルまたはツェリンウォセ(中国名・茨仁唯色)というチベット族の詩人・作家です。
米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は、3月10日から夫で作家の王力雄さんとともに北京の自宅で軟禁状態になっており、王さんは「外出には当局の許可が必要で外出できても監視要員がつく」と話している、と伝えていたそうです。オーセルさんは中国語で10冊の著作があり、昨年、ダライ・ラマ14世の写真を掲載したことで、ブログが当局に閉鎖されたとも伝えられています。


(たとえ穴倉に住んではいても、地上の強欲で傲慢な人間様より世の中の真理が見とおせる ネズミ)


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