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zoom RSS NHK「チベット 聖地に富を求めて」

<<   作成日時 : 2008/04/23 10:50   >>

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4月10日サンフランシスコでの聖火リレーのときの「とくダネ!」で、キャスターの小倉智昭さん、こんなことをおっしゃっていました。
http://www.youtube.com/watch?v=G5aRgTkPuro

「チベット地域はチベット民族のものだし、だれが考えたって、中国の一部と認める人はいないのでは@。チベット民族は言葉を奪われA、名前を変えられB、結婚問題にしたって、中国男性とチベット女性の結婚は認められるけれど、チベット女性と中国男性との結婚は認められないD」云々。

小倉さん、別にこうした問題の専門家ではないのですから、不正確なのは仕様がないのでしょうが、おそらくこうした認識が一般日本人の認識なのではないのでしょうか。

ダライラマ十四世も独立とは言わず、高度な自治をといっています。「チベットに自由を!」という声は大きいですが、「独立」を求めているのは過激派のチベット独立派青年会議とその支援者たちでしょう。国際法からは中国がチベットを自分の領土と主張することは違法ではないはずです。だから、どこの国も「ダライラマ十四世と直接話し合いを」といっても、「侵略はやめよ。独立を認めよ」とは、福田首相はもとより、ブッシュ大統領もサルコジ大統領もいわないのです。

AとBなのですが、本当でしょうか。かつての日本が朝鮮半島や台湾で行ったことと混同しているのではないでしょうか。Cについてはわかりませんが、そんな法律でもあるというのでしょうか。

ところで、NHKのスペシャル番組「激流中国」で、チベット問題を放映しているのを見て、漢族の傲慢な態度に、これで大丈夫かと思ったことがあり、もう一度その番組を見たいと思っていたところ、You Tubeに「チベット 聖地に富を求めて」としてアップされていました。

まずはご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=iP_pixSRozM


漢族のホテル経営者がホテルのロビーに仏像などを集めてチベット文化の博物館代わりにしている。ゆくゆくはお坊さんの読経の様子をショウーに見立てて、観光客に見てもらおうと企画する。従業員の給料を突然ABCと3段階に勤務評定し、Cに評定された人は月2万円だったのを1万2千円にしてしまう。なんとも強引なやり方で、びっくりです。

でも、です。こんなところを平気で撮影させるというのは、ある意味、見上げたものです。 このやり手の経営者、いまごろどのように反省しているのでしょうか。 (この「激流中国」シリーズ、どの番組もいつもびっくりというか、考えさせられるものばかりです。)

宗教の自由もないと言われると、私はすぐ江戸時代の隠れ切支丹や隠れ念仏を思い出し、チベットの人たちもチベット仏教をあのように隠れて信仰しているのかと思ってしまうのですが、この映像や以前に見た「中国鉄道大紀行」など、チベットの人たちは白昼堂々と五体投地をしています。ダライラマ十四世は中国から見たら反体制派の象徴ですから、体制側はその写真を飾るのを禁止するのはある意味当然でしょう。

このチベット問題、欧米先進国の、なんとかここで強大国になりつある中国を一気に崩壊させたいと願っている人たちが、チベット問題は宗教の自由と人権の問題だとことさらに強調し、そうした人たちの願望と国内にいるチベット族の不満、主として大量に移住してくる成り金漢族への不満・反感、その二つが結びついて、オリンピック開催のこの時期に暴発した、あるいは暴発させた、それが真相に近いのでは、近ごろ私はそのように思うのです。



                                         (自称"国境なきブロガー”団長の ネズミ)

≪蛇足≫
激流中国 富人と農民工」、この番組も中国社会の経済格差の深刻さ、考えさせられます。子どもたちの姿に、私は泣けてくるのです。
http://www.youtube.com/watch?v=ZgMSDCeGJIQ

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タイトル (本文) ブログ名/日時
チベット蜂起・媚中派メディアの偏向報道
 今朝の民放番組でチベット問題について、国際中国学研究センターの加々美 光行が解説していた。さすがに、人民解放軍によってチベットが解放されたとはいっていなかったが、共産党政権支配下で経済発展したと解説していた。数字のうえでこの地域の経済は発展しているが、それは漢人の商人や官憲の所得が寄与しているのであって、隷属させられているチベット族の生活レベルの上昇を表現したものではない。ちょっと、興味のある視聴者なら、気がついたであろうこのトリックを垂れ流す報道機関が、いまでもこの国では圧倒的多数だ。... ...続きを見る
罵愚と話そう「日本からの発言」
2008/04/23 18:48
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コメント(17件)

内 容 ニックネーム/日時
 NHKの番組制作にあたっては、支那の共産党政権との仲介を、国際中国学研究センターの加々美 光行が代行しているのは、衆知の事実です。参考までにTBをさしあげます。
罵愚
2008/04/23 18:50
「結婚問題にしたって、中国男性とチベット女性の結婚は認められるけれど、チベット女性と中国男性との結婚は認められない」などと私のブログにコメントした人がいますが、確かに中国にそんな法律があるとは考えられません。
 また、億歩譲って、仮に「ある」のだとしても、チベット族同士の結婚は認めらているわけです。

 言語の問題にしても、むしろ中国政府が少数民族の言語を尊重してきた結果、漢語をしゃべれない少数民族が多数存在し、そういう人々(言わば共通語下ある漢語をしゃべれない人)が、豊かになるチャンスを失しているような状態があるような印象を持っています。

「このチベット問題、欧米先進国の、なんとかここで強大国になりつある中国を一気に崩壊させたいと願っている人たちが、(中略)オリンピック開催のこの時期に(中略)暴発させた、それが真相に近い」と私は思います。

 
子欲居
2008/04/23 22:59
上の「(言わば共通語下ある漢語をしゃべれない人)」は「(言わば共通語である漢語をしゃべれない人)の間違いです。
 どこの国でも、自分の母語しかしゃべれない人は機会を逸します。多民族国家でもそうでしょうし、日本でも既に管理職の条件として「英会話能力」を挙げていたり、大学卒業生は英会話ができて当たり前と考える企業が増えているそうです。

 後、宗教の問題にしても、ダライ・ラマ14世の写真を飾ることを禁止していても、チベット仏教の信仰自体は決して否定していないと思います。
子欲居
2008/04/23 23:06
毎度の事ながら、連投まことに申し訳ありません。

「国際法からは中国がチベットを自分の領土と主張することは違法ではないはずです。」全くその通りです。おっしゃるように、このことを否定している国はありません。

 この点については、拙稿 『チベットが「独立国」だったという大ウソ』をご覧下さい。http://86959807.at.webry.info/200803/article_31.html
子欲居
2008/04/23 23:28
 どうやら二人目の加々美 光行が、あらわれたようで…
罵愚
2008/04/24 03:59
加々美 光行という方、テレビなどで見ているのかも知れませんが、どのような方か、どのような著作のある方か、まだ存じていないので、今後注目していきたいと思っています。
「激流中国」、特に貧しい地域の子どもたちの映像を見ていると、私は泣けてくるのです。あの子たちの人権は一体どうなっているのでしょうか。中国政府の圧政の結果なのでしょうか。
中国地図の茶色の部分、一度訪れたことがありましたが、文字通り樹木の乏しい、植物の育ちがたい地域でした。緑の温暖な地域にたまたま生まれた私は幸運だったと実感しました。
中国政府が掲げる「和かい社会」(調和の取れた社会)、中国の現実からは遠く感じられますが、中国に限らず、地図上の黄色や茶色の部分に住む貧しい人たちとの経済格差の解消、これはイデオロギーを超えた”人権”尊重の問題ではないのか、そのように感じるのです。
damao
2008/04/24 10:00
 そういう意味では「中国万歳」「永遠に1つの中国を支持する」と叫んでいる漢族も、不幸な被害者ですね。その支那の共産党政権に媚を売る日本人を、おなじ日本人として、どう評価すべきか…
罵愚
2008/04/24 18:14
大猫damaoさんへ。
 確かに、個人の努力の不足などでなく、その人の生まれ育った環境によって「機会」が失われることなど、出来る限りなくして行かなければならないでしょう。
 中国も「和かい社会」(調和の取れた社会)を実現すべく努力して欲しいと思います。
「中国に限らず、地図上の黄色や茶色の部分に住む貧しい人たちとの経済格差の解消、これはイデオロギーを超えた”人権”尊重の問題ではないのか」
私も同意見です。
 おそらく、中国は発展した地区から税金を取り、それを「黄色や茶色の部分」に回すという形で格差をなくしていくと思います。(確か、ケ小平もそのようなことを言っていた記憶があります)
 それとともに、日本などにも格差が広がっていることに目を向けねばならないと思います。見た目はともかく、中国の格差より日本の格差の方が、私はエグイものがあると思っています。
子欲居
2008/04/24 22:25
「1日に1億円を稼ぎ出す」「いま中国では1年に100人を超す百万長者が生まれている」という富裕層の存在、その一方では春節のときしか親子がいっしょに暮らせない農民工が多数存在してます。
子欲居さんのおっしゃるとおり、「中国は発展した地区から税金を取り、それを『黄色や茶色の部分』に回すという形で格差をなくしていく」政策を、強力におし進めてほしいですね。先に富裕になった人たち、地方の汚職官僚たち、中央政府、このチベット騒乱をきっかけに、そのことにもっと気がついてほしいですね。そうなれば、この騒乱”禍転じて福”かもしれません。中国現政権の崩壊は遠のき、やがて民主国家にソフトランディングする、甘いでしょうが、いま四分五裂してイラクや旧ユーゴみたいになるよりは好ましいのでは、個人的にはそう思うのです。
damao
2008/04/25 09:16
 空想は空想として、現実がそうなるという予想は、ほとんど絶望的ですね。ましてや、本題のチベット族が、その空想のおこぼれにありつけるなんて…
罵愚
2008/04/25 14:12
大猫damaoさんへ。
 面白い記事を発見したのでリンクしておきます。『独学者、チベット「文化的ジェノサイド論」に反駁』http://www.people.ne.jp/a/746c17a361c84716b3bca4b50b594428

 文中、「ドイツの中国学者・民族学者の南因果博士」とありますが、「南因果」というのはドイツ語からの音訳を、そのままに日本語訳したものでしょう。
子欲居
2008/04/25 18:40
罵愚さんの「支那の共産党政権に媚を売る日本人」、政治家では野党は当然でしょうが、自民党の福田首相、その周囲に集まる議員さんも入るのでしょうか。毅然としているのは真・保守主義の人たち、ということでしょうか。
真正保守派のご意見、なるほどと思うこともあるのですが、でも本当かなと思うことも多く、育ちが育ちだからでしょうか、違和感を感じることがまだまだ多いのです。
様子見をしていた日本の自動車界も中国進出に今はかなり熱心です。貿易相手国はいまやアメリカを抜いて1位だそうです。あの安倍さんだって、一番最初に訪問したのは中国でした。
政経分離という言葉がありますが、それは特殊な場合で、サルコジさんが経営陣を引き連れて訪中したように政経は一体が普通なのではないでしょうか。
貿易相手国として必要であるならば、相手国を正当な政権とは認めずに、例えば中国を”中共”と呼んだりして、敵対的態度を取ることが果たして賢明でしょうか。
「喧嘩をしなければ友達になれない(不打不相識)」、嫌な相手でも必要ならどんどん会って、いいたいことがどんどんいえる、そんな関係をつくる方がベターではないでしょうか。
damao
2008/04/25 22:23
子欲居 さん、
 ドイツにも加々美 光行がいたわけか。レアケースを一匹つかまえて、全体像に拡大解釈するのはどうも…
罵愚
2008/04/26 04:59
 経済市場としての存在感がふくらんでいるから、政治的妥協や屈従がやむおえないとは思わない。日本が中国市場をほしいのとおなじように、中国も日本の市場や技術や資本を望んでいる。ビジネスとして成立しない部分を、政治がアシストするのは、経済政策の範囲が限界です。その限界を超えて、理念や歴史認識にかかわる信念を曲げてまでも妥協してはいけない。たとえば、今回のチベット問題だ。スポーツと呼ぶ文化交流の原点には、人道主義があるのであって、ヒットラーのオリンピックのような、国威発揚の場所にしてはならない。もちろん、内政不干渉の原則はあるのだから、政治的にも経済的にも過干渉には走らない。人道問題として、指摘するにとどめる。
 きょうは長野の聖火リレーですが、あれもナチス・ドイツがはじめたものだそうです。
罵愚
2008/04/26 05:13
「支那」などと当事者の嫌がる言葉を使う人間に、「人道」を語る資格があるとは到底考えらません。
 なお、ここはdamaoさんのブログなので、反論は私のブログまでお願いします。
子欲居
2008/04/26 16:12
さっき、damaoさんの次の記事を読んで、「戦前のシナ人やマン人」という記述を発見したのだが、筆者はdamaoさんの記述は、かつて日本人が中国人のことを「シナ人やマン人」と呼んだ歴史事実を批判的に述べられたものと解釈しており、某氏の「支那」発言とは性質が違っていると考えている。
子欲居
2008/04/26 19:09
子欲居 さん、
 典型的な二枚舌ですね、
罵愚
2008/04/27 05:33

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