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zoom RSS 慎太郎の「日本よ」とサミットの意義

<<   作成日時 : 2008/07/07 10:09   >>

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石原慎太郎さんは「日本よ」というタイトルで、ときどき産経新聞にエッセイを書いておられますが、7日、新しいエッセイが発表されていました。「新しい経済概念の提唱を」という題で、今日から始まるサミットに関連する内容です。サミットなるものを考える上で、私にはそれなりに意義がありましたので、紹介しておきます。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080707/plc0807070255003-n1.htm

まず、今日の世界の危機は3つで、それは「高度な文明がもたらしたこの地上での自然の循環の阻害による環境破壊」「物価高騰による世界インフレの到来」、そして「ある周期をおいて確実に発生してきた強力な新しい疫病蔓延としてのH5N1型鳥インフルエンザの到来」だとのことです。


そして今日から開かれるサミットについてはこう述べています。

「この世界を限られた者たちだけで仕切ろうとするサミットなるものが、今日からこの日本で行われようとしているが、どうやらそこでの主題は三大危機の内のただ一つ環境問題に絞られるようだ。しかしこの際、今世界を襲いつつある三つの危機の他の二つ、特に環境問題にはマイナスの相乗効果をしかもたらさぬ、今日の世界の経済を支配している歪んだ悪しき原理についても討論されるべきに違いない。」

この段落、第2センテンスが私には意味不明なのですが、その後は一貫して「アメリカが主唱する市場原理主義で、その根底にある株主至高の価値観」「今日の世界の経済を支配している歪んだ悪しき原理」の元凶になっていると、アメリカの市場原理主義なるものを批判している、と理解しました。

こうしたアメリカの「株主至高の価値観」が世界を支配した結果、世界はどんなふうになっているというのでしょうか。

「現在世界中のGDPの総額をも上回る金が世界に出回ってい、それが熾烈なマネーゲームを展開させ、油の価格を高騰させ、その代案として考え出されたバイオエネルギーの原料たる穀物を高騰させ、それがさらに他のもろもろの物価を上昇させひいては食糧危機をもたらし広範囲のインフレを招きつつある。」

こうした結果をもたらしている原因については、さらに以下のようにも述べています。

「こうした悪しき経済循環を引き起こしている究極の原因は、アメリカ的価値観にのっとった熾烈なマネーゲームであって、過剰流動性の高まった金が世界中の各商品市場に流れこみ、そうした金の総量と全世界のGDPとの対比が示すように、経済の実態を全く反映しないいたずらに投機的なマネーゲームを展開している。その結果ごく一部の者をのぞいたほとんどの人間が不幸に晒されている。

 しかしなお、こうした経済運営の主唱者たるアメリカはその姿勢を一向に変えようとはしない。その端的な例がサブプライム問題で、会計学的にも非合理なこうした証券化商品は膨脹してつまずくと今日のような悲劇混乱を招いてしまった
。」


サミットが開かれるたびに「サミット反対」を唱えて混乱を引き起こす人たちがいます。日本ではそんなことはないだろうと思っていたのですが、例外ではなさそうで、その人たちの中には日本人も結構混じっているみたいです。サミット終了まで、2万人の警察官を動員して、多くの経費を使っての大規模警備体制が今しかれています。

どうして「サミット反対」を唱えるヒマな人たちが存在するのか、私はかねがね疑問に思っていたのでしたが、石原知事のこの文を読んで、なんとなく反対する人たちの気持ちもわかる気がしたのですが、みなさんはいかがでしょうか。


                     (人間世界にどんな大変なことが起ころうと、いつも野次馬にすぎない ネズミ)

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