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zoom RSS 日英中の敬語表現

<<   作成日時 : 2008/10/04 15:08   >>

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日本語は「お〜になる」は尊敬で、「お〜する」は謙譲、「〜です/ます」は丁寧と複雑で、日本語ネイティブでも自覚して身につけておかないと、間違って使ってしまいます。

平安時代の物語を読むと敬語の動詞や補助動詞、助動詞が大半の述部表現に表れていてややこしく、でも敬語表現があるおかけで、誰が誰に対するものいいなのかがわかり、主語がなくてもわかることになっています。


英語はどうなのでしょうか。


最近英語の必要を感じてにわかに初級から勉強し始めている私なので、まだまだ断定的なことは申せませんが、同じことを伝えるにも、こちらの方があちらより表現が丁寧だという言い方はいろいろとあるように思われます。

例えば「駅までの道を教えて」というのを、「Do you show me the way to the station?」と命令文でいうのはあんまりで、ふつうは「Please show me〜」と「Please」をつけたり、「Will you show me〜」としたり、さらには両方使って「Will you please show me〜」としたりするのだそうです。もっと丁寧に言うときには「Will」を過去形にして「Would you show me〜」にするのだとのこと。日本語の敬語表現は場所とかかわりがあるようですが、英語の敬語表現は相手との距離感ととらえるので、距離を表す過去表現が敬意の表現にもなるとのことです。


さて、中国語はどうなのでしょうか。


易姓革命で常に政権が交代してきた動乱の歴史に富む中国、日本のような万世一系の天皇家を中心とした家族的国家とは違いますから、いつどこの“馬の骨”が天下の王となるとも限らない、だからでしょうか。本来はだれでもが「你我他」ですむのです。

でも、権力にある者は自分の地位は永遠にと思うでしょうから、下位にある者は上位者のご機嫌伺いは大切だと思うでしょうから、必要に応じて特別に「」なる物言いが加えられた、私は中国の数少ない人称代名詞に「」という語が加わっている理由を、そのように考えたのです。

そういえば人称代名詞、英語も中国語と同じくらい日本語に比べると少ないですね。United Kingdomのイギリス、その言語である英語にどうして日本語のような複雑な敬語体系がみられないのか、その理由、今の私には答えを見つけることができていません。


あと、よく見かける中国語の敬語表現として「」があります。

」という漢字は「青眼(くろめ)をもって(まともに、まじめに)相手を見る」(藤堂明保 『漢字語源辞典』)というのが原義で、その音“チィ〜ン”は「すみきっている」という基本イメージがあるとのことです。この響きに日本人は変な邪推をしがちですが、中国人はきっと心地いい響きを感じているに相違ありません。

ですから相手への敬意を示したいときは、とにもかくにもこの言葉を述語動詞の前に付け加えていうようにすれば、それで十分なのです。


あとは何かあるのでしょうか。

あるとすれば、もの言いを和らげる方法でしょうか。

」という語は日本語では「去る」と訓じていますが、「行く」という意味です。

「私は行きます」という意味で「去!去!」といったら、「(私は)行きますよ。よろこんで行きますよ」でしょう。でも、相手に向かって「去!去!」といったら「あっち行け。あっち行け」と、邪険なものいいの命令口調になります。こうした動詞の重ね表現は一種の強調表現でしょうが、場面にもよりますが、同じ表現でも主語が1人称ならプラスの方向へ、2人称ならマイナスの方向へ強調され、受け取られ方が違ってくる、ものの言い方というのはどこの言葉でもむずかしいものです。

まあ、そういうこともありますが、「你看看」、「你尝尝」と動詞の重ね型を使うと「ちょっと」といった意味が加わり、表現が軟らかくなるようです。

また、「去!去!」があまりにも邪険過ぎると感じるときは「你去吧!」と語気助詞「〜吧」を使う手もあるでしょう。これは「向こうに行ってちょうだい」とでもいう語り手の遠まわしに忌避する気持ちの表現でしょうか。

動詞の重ね型を使ったり、語気助詞の「吧、呢」を使ったりするのが敬語表現に当たるかどうかはなはだ疑問なのですが、親しみの表現とはいえるのではないでしょうか。


中国語も英語も人称代名詞は日本語に比べるときわめて少ないといいましたが、敬称はどうなのでしょうか。

英語の場合はMr. Ms. Mrs が代表なら、それに該当する中国語は「先生」、「小姐」、「女史」でしょうか。中国人の姓の前に「老〜」とか「小〜」をつける言い方もあり、これは“親称”と呼んだらいかがでしょうか。

そういえば毛沢東時代の中国の敬称は「同志」一色でした。でも、今この敬称、台湾では同性愛者がお互いを呼ぶときに使う言葉になっているのだそうです。「地球大に考える」ブログに台湾の方のコメントとして「同志本來是共産党的用語。但是在台灣,我們通常用”同志”稱呼”同性戀”。這是一種親切的稱呼。”同志”=”同性戀”!」というのが紹介されていました。そう見られたくない人は、使わない方がいい単語ですね。


なお、書面語はさすが漢字の国というべきか、「謹〜」とか「恕〜」とかをはじめ、漢字のぜいを尽して、やたらとむずかしくした表現で相手を持ち上げるのが多く、これはもう今の私にはお手上げです。

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