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zoom RSS 田母神発言3―一刻も早く核武装論議を始めよ

<<   作成日時 : 2008/12/26 08:27   >>

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「週刊現代」記事『米軍撤退核武装宣言』」の最後のタイトルは「一刻も早く核武装論議を始めよ」です。

その内容を紹介します。


 今後、日本が自立した国になるのにもっとも有効な手段は、日本が核武装することです。現実の国際政治では、核兵器の保有国の意思に対して、最終的には従属せざるを得ません。このため、日本が従属させられる立場から脱却するには、自ら核武装する道を選ぶのが一番早道なわけです。@
 敵対する二つの国家があって、両国の軍事力が10対1だとすると、通常の戦争をすれば絶対に10の側が勝ちます。ところが、1の側が核兵器を保有していた場合は、勝者はいなくなるのです。なぜなら、1の側が核兵器を使うと脅しただけで、10の側は反撃を恐れて攻撃できなくなるからです。その意味では、核兵器は決して使われることのない兵器であり、かつ「わが国は核武装する」と宣言するだけで効果を発揮する兵器だと言えます。
 こうした核兵器の原理を熟知しているからこそ、核兵器の保有国は、NPT(核不拡散条約)体制を作って、これ以上、保有国を増やさないようにしているわけです。それでもアジアを見渡すと、インドやパキスタンはすでに核武装しました。
 隣の北朝鮮も、すでに一昨年、核実験を行っています。北朝鮮の核開発を中止させるために6カ国協議が5年間以上続いていますが、まともな成果は上がっていない。北朝鮮は核開発をやめる意思など毛頭ないのだから、協議が進展しないのは当たり前です。
 今後、北朝鮮がアメリカまで到達する核兵器を1発でも保有した段階で、北東アジア情勢は一変するでしょう。前述のようにアメリカは北朝鮮を絶対攻撃できなくなるので、日本を北朝鮮から守ってくれる保証がなくなります。そのときに日本が抑止力を維持しようとすれば、自らも核武装する必要があるわけです。
 ところが日本では、おかしなことに核武装に関してはタブー視されていて、議論することさえはばかられる雰囲気があります。
 また現実問題としても、日本はNPTに加盟しているので、すぐに核武装というのは難しい。となれば、同盟国であるアメリカの核兵器を有事に確実に使えるものにしておくことが、次善の策となります。
 つまり、NATO(北大西洋条約機構)の一角であるドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、トルコの5カ国が行っているニュークリア・シェアリング(核分担)システムの導入です。この5カ国は、アメリカの核兵器(原子力潜水艦など)を使って日常的に訓練をしており、いざ有事の際はアメリカの核兵器を引き渡してもらえることになっています。このシステムを、日本もアメリカに要求すべきです。これにより、日本が直接核武装しなくても、核兵器を保有したのと同等の効果が生まれるのです
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 日本はこのようなさまざまの方策を模索しながら、独自に抑止力を持つことを考えなければなりません。重ねて言いますが、防衛をすべてアメリカに任せていては、自国の安全保障は確保できないのです。
 その第一歩として、まずはタブーなき議論を始めることが大切です。私はすでに政治家や一部のマスコミから危険人物扱いされていますが、防衛をめぐる国民の広範な議論に一石を投じることができれば本望です。 (この項終わり。)(取材・構成/軍事ジャーナリスト・黒井文太郎)


ところで、「田母神発言は国民必読の記事」という天木直人氏は傍線部@について、以下のように述べています。

 私は対米自立論者ではあるが、軍事力を強化して自主防衛を図るという田母神氏らの考えをとらない。
 憲法9条こそ日本がとりうる最強の自立した安全保障政策であると考える。
 しかし、私がもし武力による自主防衛論者であれば、核武装まで行かなければ自主防衛はおぼつかない、とする田母神氏の考えに賛同する。
 軍事力で自国を守ろうとするのなら、誰にも負けない軍事力を持たなければ国を守れないからだ。
 そして今の軍事技術においては核兵器が最強の軍事力である。
 軍事力強化の行きつく先は核武装である。
 ところが日本が核武装することを米国は決して認めない。
 米国は、その言葉とは裏腹に、今でも日本を信用していない。
 その日本が核兵器を持つ事を米国は決して容認しない。


また、傍線部Aについては以下のように述べています。

 何の事はない。これでは米国従属から脱却する事などできない。米国がその核を日本の自由に使わせてくれるはずはない。
 結局のところ田母神氏も米国には逆らえないのだ。米国の手のひらの上で踊らされているのだ。威勢のいい事を言ってみても田母神氏の限界はまさしくここにある。
 米国から軍事的に自立できる唯一の方策は、憲法9条を日本の安全保障政策とすることだ。
 米国が日本に押し付けた憲法9条を逆手にとって、日本は憲法9条で自らを守る、だから米軍基地も要らない。米国の高額な武器なども要らない。日米安保条約ももはや不要である。そう、世界が見ている前で、宣言することである。
 日本が核武装することには米国は反対する。
 しかし、米国は、日本国民の前で、世界の前で、憲法9条に反対する事は決してできない。


私の住んでいる地方都市でも田母神俊雄氏の講演会「日本はいい国だといったら解任された」がありました。暇だから参加しようかと思ったのでしたが、私自身は冷やかし気分でしかないので、悪いと思い、行きませんでした。

私は核の威力についても、外交についても勉強しているわけでなく、全くの素人です。でも、田母神氏の発言、「両国の軍事力が10対1だとすると、通常の戦争をすれば絶対に10の側が勝ちます。」云々の部分に疑問を持ちました。

アメリカは10の軍事力とさらに核兵器までもっているのに、北朝鮮やベトナムとの戦争で、アメリカは真の勝者になれたでしょうか。アフガニスタンやイランでの“テロ”との戦い、なかなか勝ちきれないでいます。

また、「現実の国際政治では、核兵器の保有国の意思に対して、最終的には従属せざるを得ません」と田母神氏はいっていますが、目の前の小国キューバを“従属”させきれないでいます。世界には反米を掲げる国が中東や中南米に多数存在しています。靴を投げつけたくなるほどの憎しみを抱いている人たちも多数いるようです。

ですから、田母神発言のように、核武装することが国家安全の護符になるという説、私には疑問なのです。


前回のブログの最後に、わが国の安全保障問題解決策として、「三つの選択」を天木氏のブログからまとめてみました。

1 自衛隊を強化し、核兵器保有も辞さない(田母神氏の立場)
2 憲法9条を世界に掲げる事こそ最強の安全保障政策である(天木氏の立場)
3 最強の国と同盟関係を維持できるのはありがたいことだ(戦後の日本政府の立場)


私は理想論という人も多いのでしょうが、やはりの「憲法9条を世界に掲げる事こそ最強の安全保障政策である」という政策に、日本の、日本だけでなく世界の将来を賭けた方がいいと思っています。


                       (「銃社会ではない日本はいい国だ」、心からそう思っている 臆病ネズミ)

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