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zoom RSS 田母神発言2―拉致問題解決しない理由

<<   作成日時 : 2008/12/24 07:28   >>

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昨日にひきつづき、「週刊現代」(12月20日号)の「田母神俊雄『米軍撤退核武装宣言』」の記事を紹介します。

今日は4番目の項目「拉致問題がいつになっても解決しない理由」です。


 断わっておきますが、私は反米派では決してありませんし、むしろアメリカは大好きです。そもそも国家というものは国益を最大限に追求する存在であって、アメリカからすれば、たとえ同盟国に対してであっても、自国の製品を可能な限り高値で売ろうとするのは当然です。
 問題は日本の側にあります。一言で言えば、日本はどこまでも善人なのです。善人で、かつ自虐的。こんな国は、世界中でも稀有な存在でしょう。
 しかし、“善人国家”が政治の場で勝者となることは、絶対にありません。世界はどこを見渡しても腹黒い人たちばかりなので、善人は腹黒い人たちに好きななるように利用されていく運命だからです。

    (ここで「一例を挙げれば」と拉致問題にふれ、「戦後の日本は、専守防衛の名の下に、世界に類を見ない攻
    撃能力のきわめて乏しい軍隊を作り上げてきました。北朝鮮とまともに交渉するためには、少なくとも敵の領
    土を攻撃する空対地ミサイルや艦対地ミサイルなどを配備する必要があります。」と自説を述べています。)

 戦後の日本がなぜこのような“善人国家”になったのかと言えば、それはひとえにアメリカの対日政策の結果です。つまり、日本はアメリカに都合のいい国に変質させられてきたわけです。
 前述のように、いまの日本はアメリカの強大な軍隊に守られていますが、アメリカはあくまでも自国の国益に基づいて行動するということを忘れてはなりません。たとえば日本を守るよりも、中国と組むことのほうが国益になるとアメリカが判断すれば、日本は一夜にして見捨てられるでしょう。
 実際、私はこの夏に訪米した際、米軍の高官に「尖閣諸島問題で日中が激突したらアメリカは同盟国として中国を攻撃してくれるか」と質しました。すると案の定、曖昧にごまかされました。
 ちなみに中国軍に関して言えば、このまま中国が軍拡を続ければ、5年後、10年後には、中国軍が完全に自衛隊を凌駕する時代が到来します。軍隊というのは結局、カネをかけた分だけ強大になるからです。
 私は日米同盟自体は、アメリカの傘下にいることで国際政治上、“虎の威”を借りられるので、日本にとって有用だと思います。しかし、やはり自国は自分たちで守るべきです。つまり自衛隊を強化すると同時に、在日米軍には徐々に撤退してもらう。それが将来の日本のあり方だと思うのです。米軍撤退がなければ、日本は真の独立国とは言えないのです。
 ところが、米軍基地の縮小の問題に関しても、既得権益を持つアメリカに対して、日本は何も言えないでいます。日本政府が毎年、米軍に出している2000億円以上の、いわゆる「思いやり予算」も、自衛隊に回せたらどれだけいいかと思いますが、それも言い出せない。沖縄の米海兵隊がグアムに移転すると決まれば、その移転に日本は多額のカネを払う。来る1月に発足するオバマ政権はアフガニスタン問題に熱心なので、今度は自衛隊がイラクより格段に危険なアフガニスタンに派遣させられる可能性もあります。
 対米交渉を、アメリカの好き勝手にさせない方法が、一つだけあります。それは、交渉の中身を日本側がどんどんオープンにすることです。そうすれば日本の世論は、「おかしいではないか」と反発する。国民が反発すれば、日本政府も一から十までアメリカの言いなりにはできません。 (この項おわり。)


いかかでしょうか。国を思う正論ではないでしょうか。

これについての天木氏の感想は以下の通りです。

 田母神氏はさらに続ける。「米軍の撤退がなければ日本は真の独立国ではない」と。これも私とまったく同じ考えだ。
 しかし、米国後の安全保障策について私と田母神氏との考えは正反対となる。
 すなわち田母神氏は自衛隊を強化し、核兵器保有も辞さないという考えだ。
 私は、いかなる国に対しても脅威にならない、いかなる国からも日本を攻撃させない、と公言し、憲法9条を世界に掲げる事こそ最強の安全保障政策であるという立場である。
 このいずれでもないのが政府の立場だ。
 ……。
 つまり日米軍事同盟を堅持することこそ最善の安保政策だ。なんだかんだ言っても米国が最強の国だ。日本にとって一番信頼できる国だ。自由と民主主義の価値を最も共有できる国だ。その国と同盟関係を維持できるのだから、ありがたく思わなければならない。あらゆる犠牲を払っても、国民に犠牲を強いても、これだけは守らなければいけない、これである。
……。
 田母神発言に歓迎するところがあるとすれば、国民の前でこの三つの選択について考えさせるきっかけを作ってくれたという事であろう。


さて、この「三つの選択」の中で、真に日本の将来のためになる政策は、一体どれなのでしょうか。
1 自衛隊を強化し、核兵器保有も辞さない(田母神氏の立場)
2 憲法9条を世界に掲げる事こそ最強の安全保障政策である(天木氏の立場)
3 最強の国と同盟関係を維持できるのはありがたいことだ(政府の立場)



                 (黒いネズミも腹の毛は幾分白い。万物の霊長人間様は確かに腹黒い人もいるけど、
                 “腹白い”人の方が絶対多いと思っている めでたいネズミ)

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