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zoom RSS バラク・オバマに半分期待

<<   作成日時 : 2009/01/26 18:52   >>

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初の黒人大統領ということでアメリカが世界がわいていました。日本ももちろんです。

私もでした。深夜の就任式典を寝ずに見るほどの熱はありませんでしたが、翌日新聞でその内容をかなり心躍らせて読みました。

テレビで報道される人々の熱狂を見ながら、どうしてオバマは私たちの心を惹きつけるのか、その理由を以下のように考えてみたりしました。

1 彼は若い。年齢だけではなくその精神が若い。つまりその考えは感性は大変flexible(しなやか)だと感じる。
2 見ていてとても自然体である。威圧的でない。卑屈でもない。私の言葉にも耳を傾けてくれる、そんな感じだ。
  困っている人々をよりよい方向へと導けるconfidence(自信)にあふれ、それを表現する術をも備えている。
3 彼は下層階層として差別されてもおかしくない出自である。それなの上院議員になり、大統領候補になりえ
  たのは、接した人々を信頼させ、尊敬させるすばらしい人柄と明晰な頭脳とをきっともっているからだ。だから、
  肌の色にもかかわらず、周囲の人から推薦されて、見事“黒人”初の大統領になれた。今のアメリカに必要な
  “CHANGE”を達成できる可能性を大いに秘めたアメリカの、世界の”救世主”なのだ。

まあ、私はその演説記事やテレビの一連の報道を見ながら、そんなふうに考え、評価し、納得してたのでした。


でも私は、23日のイスラエルとパレスチナに関する発言、「はつきり言います。アメリカはイスラエルの安全にコミットします。脅威に対するイスラエルの自衛権を支持します」という発言を聞いて、やっぱりと思い、それからいろいろ今後のアメリカに関する記事を読んだりしていると、オバマ新大統領に対するというよりも、アメリカ大統領そのものの職務権限、アメリカという国体そのものにかなり疑問がわいてきました。
http://jp.youtube.com/watch?v=lEkTBOTBuL0

例えば昨年11月の話ですがが、ビル・トッテンという日本在住のアメリカ人経営者に、「週刊金曜」の記者がインタビューしている記事がありました。そのタイトルは「誰がなっても変わらない海賊国家の本質」というもので、アメリカの本質は「海賊国家」だと、アメリカ人がいっているのです。
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1187798_629.html


記者がが「オバマが大統領になっても、期待できないのか」という質問に対し、トッテン氏は「期待はしたいですが、無理でしょう」といい、以下のように語っています。

そもそも米国の大統領は巨大な権限があるとされていますが、国防総省やCIA、NSA(国家安全局)、FRB(米連邦準備理事会)など巨大な官僚組織があり、自分の一存で急にそれまでの政府の政策を急に変えることは困難なシステムになっていますし。

同時に米国の大統領は、選挙に勝つために一般の国民に役立つかのような期待をもたせ、当選したら財界の御用聞きになるのです。なぜなら大統領選挙では、財界から一番多くおカネを集めた候補者が当選するのですから。例外は、フランクリン・ルーズベルトぐらいではないでしょか。彼は裕福な家庭に生まれ、自身も金持ちでしたが、大統領として一般の人々のためになるようなことをしましたから。」


そして日本人はアメリカの歴史を知らなすぎるといい、「基本的あの国は、海賊なのです。欲しいものを強奪する。弱肉強食で、だから何かといえば自由競争を唱える。互いの協力や扶助を必要とする農耕民族の歴史を持つ日本のような国とは、まったく異なるのです」とまで語ります。「週刊金曜」は左の雑誌だからでしょうか。

このインタビュー記事の最後はこうです。

この世では、おカネを貸す人は借りる人より偉いのです。だから企業は、銀行に頭があがらない。日本は米国債を大量に買うことでおカネを貸し、それで米国は巨大な軍隊も抱えられる。なぜその日本が、米国にこれほど卑屈にならなければならないのでしょうか。



わが国がアメリカの国債をどのくらい保有しているのかと調べていたら、「国家破綻研究ブログ」というのがあり、証券アナリストから社債などの格付けを主業務とする事務所を設立、2002年4月から04年3月まで経済同友会の副代表幹事をつとめた三國陽夫という人物が、こんなことを語っているという記事がありました。
http://gijutsu.exblog.jp/7817444/  (国家破綻研究ブログ)
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003017&refer=jp_news_index&sid=aI0JOhgP0TQI (Bloomberg.co.jp)

格付け会社の三國陽夫は、
・日本は、アメリカに対する債権(アメリカ国債)を放棄すべき。
・米国債の発行残高は今後も増える。米国は債務国なので、低金利では資金調達が難しい。不況下の金利上昇
 に見舞われかねない
・日本の債権放棄で米国債の残高が減れば、米国は金融機関の救済や景気テコ入れに心置きなく財政出動し、
 長期的な経済再建に必要な生産設備も十分に輸入できる
・日本の債権放棄は、米国のみならず、日本にも世界にも有益だ
・日本政府が債権放棄に踏み切れない場合、為替市場がドル安によって、米国債の評価を引き下げる。1ドル=
 50円−60円まで円高・ドル安が進む。残された時間はあと3カ月から5カ月。95年4月の戦後最高値(79円75銭)
 に並ぶ。

として、日本が債権放棄するか、円高・ドル安による強制調整か、いずれにしてもアメリカ国債の価値を保全することは不可能と指摘しています。

この人は、アメリカの意向を受けているのだと思います。アメリカそのものが「カネは返せない」と言うのではなく、他国(日本)の代理人(エージェント)に「私たちのためにもなるのだから」と言わせるところがアメリカ流なのでしょう。



この物言いは「最近のCMで言えば、「あなたのためだから」「あなたのためだから」「はぁ?」という感じ」、これがブログ主の感想です。


民主主義のお手本、世界中に民主主義と自由の理想国家を輸出してくれるアメリカと単純に思っていたのでしたが、1930年代の世界の政治を調べてみると、国家という組織はまるで暴力団という感じがしたのでしたが、ひょっとして21世紀の国際政治も相変わらずのダーディ(dirty)な世界なのでしょうか。経済大国として仲良くやってきた第2位のわが国は、第1位のアメリカを助けるために、アメリカ国債の債権を放棄することでしょうか。

まあそういうわけで、オバマさんに100%の期待はせず、50%だけ期待することにしました。


              (好景気の時もその実感はなく、今もまだない。でも、もうじき大型台風がもろに襲来する、
               そんな予感におびえるネズミ)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ぼくは少し同情的で、課題が重くて大きいだけに、高い支持率のうちにできることは限られているんだろうなあ、と思ってみてました。
オバマ、たしかにフレキシブルでコンフィデンシャルですね。こっちには、自信がなくて、威圧的で、いい加減な人はいますけど(笑)
tesa
2009/01/27 23:34
最初にテレビで見た時は「うらなり瓢箪」(顔色が”浅黒く”、弱々しい)感じで、どうしてこの人に人気があるのか、不思議でした。
でも今は個人的にはオバマさん大好きで、その政策がうまくいくことを願っています。
ただ大統領といってもそれよりも強大な権力がアメリカにはある、だから必然的に”御用聞き”になる、そうした限界がある、そんな思いも最近しているのです。
あえてその限界を打つ破ると必ず暗殺される、そんな懸念がし、そういう意味では無理して危険な栗を拾わない方が個人的にはしあわせだろうにと同情しているのです。
damao
2009/01/28 12:20

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