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zoom RSS これからはインテリジェンス戦略の時代

<<   作成日時 : 2009/01/10 11:57   >>

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作家で元外務省分析官の佐藤優さんが5日の「朝日」に「今年の「火薬庫」 中東からアジアに移動へ」という論を書いていました。印象に残ったその論の一部を、まずは引用しておきます。

 今後、想定される最悪のシナリオは、アフガニスタンとパキスタンの一部にイスラム世界革命を輸出する拠点ができることだ。そうなるとこの拠点が司令塔となり、インドネシア、フィリピンのミンダナオ、中国の新疆ウイグル、ウズベキスタン、タジキスタン、キリギスなどで、現政権を転覆し、イスラム世界帝国を建設しようとする動きがでてくる。
 この動きは国際秩序を著しく混乱させる。我が国は米国、ロシア、中国、インドなどとの提携を強め、この動きを封じ込める必要がある。

 さらに、アフガニスタンにおいてはタリバーンとつながる勢力を含めた連立政権ができることを恐れるべきではない。現状でタリバーンを完全に排除することは、アフガニスタンでもっとも影響力をもつパシュトウン人を統治から締め出すことになるので非現実的だ。いくら圧力をかけてもタリバーンを根絶することはできない。産業を定着させ、中産階級を育成し、タリバーンが策動する基礎をなくしていくという中長期戦略を組み立てるべきだ。タリバーン勢力を分裂させ、穏健派を国際社会の側に引き寄せるインテリジェンス戦略が必要だ。


 この文で私が気になった部分に下線を付けておきました。

 まず第二のチベットかと一部に注目されている「中国の新疆ウイグル」の独立運動の問題、これは単なる民族とか人権とかの問題ではなく、イスラム世界との関連があるのだなあということです。佐藤氏は「この動きを封じ込める必要がある」と書いています。もしこの論が正しいのなら、この問題への先進諸国での支援の広がりは大きくならないだろうと思いました。


 下線部2つめの「タリバーンに対する中長期戦術を組み立てる」、「産業を定着させ、中産階級を育成」させるという中長期を見据えた政策、これはなにもタリバーンに限るものではなく、いわゆる先進国は、中国を含む新興国全体に対して、これからはこのような政策を取るようになる、取らざるを得ない、そのように読み取ったのでした。

 下線部最後の「インテリジェンス戦略」、私には意味がよく分かりませんでした。「慶應MCC通信」にあった「手嶋 龍一「インテリジェンス戦略とは何か」」を読んで、ある程度理解ができました。
http://www.keiomcc.net/terakoya/2007/07/sekigaku53.html


        (小石のような記事の中からダイヤモンドのような情報を読み取る とってもintelligence豊かなネズミ)

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