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zoom RSS 定額給付金は定額還付金が正しい

<<   作成日時 : 2009/01/15 09:54   >>

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国民の税金を配るのだから「給付」というのはおかしいというご意見、どなたでしたか、いくつか拝見した記憶があります。

そこで「給」というのを藤堂明保氏の『漢字源』(学研)で調べてみました。

解字 会意。「糸+合(欠けめをふさぐ)」で、織り糸の欠けた所をすぐつぎあわすことを示す。欠けめや、すきを入れずに、くっつくの意を含む。

その意味の@には「たりる。たす。欠けめをすぐつぎたす。」とありました。Aには「あたえる。たまう。不足している者にあてがう。目下の者にあたえる。」でした。


もともとは@の意味で、民主国家になる以前は「欠けめをすぐつぎたす」のは上の人に決まっつていたでしょうから、Aの「不足している者にあてがう。目下の者にあたえる」の意味が派生したのだろうと私は想像しました。

でも、今は民主主義の主権在民のわが国です。官僚は「公僕」であり、政治家は「選良」(国民から選ばれた人)です。国民が主人公です。決して「目下の者」ではないはずです。


百歩譲って、Aの意味は後世の封建時代での意味で、いまの時代ではもうこの意味は消滅していると考えることにします。麻生さんが「高額所得者が受け取るのはさもしい」とおっしゃっていたころは私はそのように考えて、特に異議はありませんでした。

でも、最近は一律に給付し、「(なんら不足を感じていない)高額所得者もよろこんで受け取ってパーっと使ってください」とその趣旨が変わってくると、やっぱり変だと思えてきたのでした。だって、「欠けめをすぐつぎたす」お金ではないとおっしゃるのですから。

それなら還付金という言葉があります。「いったん納付した税金のうち、結果的に納めすぎであった場合や税の減免により納税者に返還される税額」と『広辞苑』にちゃんと載っています。

自公政権は3分の2の力で可決して、配ることになるのでしょうから、せめて「定額還付金」という正い漢字の使い方に直して配ってほしい、いまの私はそう思っています。

                 
                         (1兆9510億円の給付金を配るのに825憶もの事務費がかさむとか。
                          雇用対策も兼ねているのかとおもんぱかる 無職のネズミ)

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