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zoom RSS 日本はアメリカの「属国」、それででいいのだ

<<   作成日時 : 2009/02/26 08:12   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 5

 日本時間25日早朝の麻生・オバマ日米会談、恒例の大統領との昼食会はなく、麻生首相は市内のホテルで、元大統領補佐官であったスコウクロフト(81)、ブレジンスキー(78)、元国務副長官のアーミテージ(62)、現戦略国際問題研究所(CSIS)所長のハムレ(?)各氏と会食しました。このことについては昨日の「日米首脳会談と昼食会」で調べたことを書いておきました。

 素人の私が素人だから不思議に思ったこと、それは会食に参加した方々、ブレジンスキーは今度の大統領選挙で民主党候補のオバマを応援、その陣営の事実上の最高顧問だったというので理解できますが、あとの方々はブッシュ時代のいわゆるネオコンとは一線を画してはいますが、民主党ではなく共和党政権時代に国家安全保障担当大統領補佐官とか国防副長官とかを務めた方々だということです。国家安全保障問題の基本線というのは政権が変わったからといって変わるものではない、考えてみれば当然の話ですが、チエンジをスローガンにしていただけに、最初はそこが不思議でした。これからのオバマ政権の戦略国際問題、この方々が指導していかれるのでしょう。

 次に、その方々の経歴紹介の中で気になったことは、ブレジンスキーの以下の個所です。

  日本に対しては属国意識を持ち、日本を米国の被保護国と呼ぶ。日本がアジアの大国になることは「不可能」
 であり、日本はひたすら経済成長に力を注ぎ、その経済力を国際社会に寄附し使ってもらう存在になるべきだと
 説く。



 引っかかったのは、この中の「属国」、「保護国」という語です。

 今の日本は20世紀前半各地に存在した植民地国ではありませんが、アメリカ的世界の一員に違いありません。アメリカ帝国株式会社というグローバル大企業に所属する社員に違いありません。麻生さんはさしずめ東京支社長で、私たちは日本という土地で働いて生活しているアメリカ帝国株式会社の社員ということでしょう。

 「属国」の「」は「従属」、「服属」、「隷属」の「」ではなく、「付属」の「」でもありません。単なる「所属」とか「帰属」とかを意味する「」なのです。

 人には「」というのがあります。国にもあるはずです。人口は世界で何番目かでしょうが、国土は小さく、海洋資源以外の資源は乏しい国です。お隣には世界一の人口をもつ中国がおります。世界一の国土をもつロシアもおります。ですから、日本がアメリカや中国やロシアと対等に相撲を取ろうと考えるのはバカげたことです。なぜなら、まともにぶつかったのでは勝ち目はないからです。中国やロシアの属国になりたくなければ、ベストではなくてもベターな選択としてアメリカの“社員”になるのが賢明なのです。


 今回のアメリカ発金融危機でアメリカの覇権が崩壊し、1ドル20円になったらさすがに考え直さねばなりませんが、アメリカが倒産したら私たちはもともこもなくなくなり路頭に迷いかねないので、今はもう少しアメリカが立ち直るために何十、何百兆円かわかりませんが、貢がざるをえないのです。そんな定めになっているのです。

 だから私は思うのです。中川昭一さんとか田母神俊雄さんのようにあんまり愛国心が強く、「ヤンキーなにするものぞ」といったふてぶてしい態度で本社に抵抗すると、静かに消されるのです。

 田母神幕僚長、あのような歴史観を公務員が、日本の軍人が発表したら中国がかんかんになって抗議する、だから福田政権は野党が追及しない先に罷免したと最初は思っていたのでした。しかし、真相はどうも違うのです。田母神幕僚長はアメリカの逆鱗に触れる行為が散見されていたからなのです。

 「週刊現代」12月20日号に田母神俊雄氏は『米軍撤退核武装宣言』という論文を発表していました。そこに「米国製装備を2倍の高値で購入させられている」とアメリカ本社に文句を言ってねぎった事実が書かれていました。

  たとえば航空自衛隊の戦闘機の購入に関して言えば、時代順に、F−104(1機約4億円)、F−4(1機約20億
 円)、F−15(1機約100億円)、F−22(1機約500億円・米議会の承認待ち)と、機種が新型に変わるたびに価格
 はだいたい5倍にハネ上がってきました。他にもさまざまな兵器が、本来の適正価格より数倍増しとか、モノによ
 っては2倍もの高値で買わされているのです。


 だから田母神幕僚長は無謀にも勇敢にも本社に向かって「高い」と文句を言ったのです。煙たがれるはずです。ここから先は私の推論ですが、そういう真っ正直な愛国者だから、田母神さんはあのような論文発表という軽率な行為をそそのかされて、見事罷免されたのです。
http://lailai-hanyu.at.webry.info/200812/article_8.html


 話は大きく脱線してしまいました。

 私は近かごろどうしてわが国の憂国・愛国の保守党右派、真正保守派の政治家たちにこうも次々と災いが降りかかるのか、どうしてなのかと不思議なのです。平沼赳夫安倍晋三中川昭一といった方々、麻生太郎さん、まだ頂点にいますが、猿回しのサルでした。それにあの田母神俊雄さん、真に自分の国を愛する“愛国軍人”なのに、不当に罷免されてしまいました。

 残りの保守党の方々、表面は「愛国」を否定はしませんが、みんなグローバル・アメリカ帝国株式会社の社員でよかったと思っているのです。私もそうなのです


        (「人はパンのみに生きる」、私はネズミだからもちろん、そう思って今日もリケンをあさる夢ばかり見る 
         元詐欺師 ネズミ)

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日本はアメリカの属国、それででいいのか
 今度の日米首脳会談後の昼食会で麻生首相は大統領とではなく米国有識者4人と昼食をとりました。元大統領補佐官であったスコウクロフト(81)、ブレジンスキー(78)、元国務副長官のアーミテージ(62)、現戦略国際問題研究所(CSIS)所長のハムレ(50?)、この4人の方です。 ...続きを見る
日日是生日
2010/02/28 10:56

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
 だからこそ、日本の自立、戦略的日米同盟へ、軍事、国際政治、外交問題をよくと取り上げるんですよ。流れは今日の西尾先生のHPで書かれていますが、その方向へ向かわざるを得ないし、向かうしかないと思っています。
つき指の読書日記
2009/02/26 11:50
少なくとも、国際政治、外交問題について、日本のマスコミはダメですね。日米首脳会談の日本のマスコミ報道で、ダメさがよくわかりました。
tesa
2009/02/26 14:41
西尾幹二さんのブログ覗いてみました。私は道を歩くとき、右を歩いたり、左を歩いたりで、どちらかというと左が歩きなれています。「あの戦争を強いられた戦争とみるか、国内の悪の発動とみるか。侵略された側とみるか、侵略した側とみるか。いかんともし難い運命との戦いとみるか、回避しようと思えば回避できた愚かな選択とみるか」という文がありましたが、今のところどちらかというと後者です。「諸君」図書館に行ったら、読んでみましょう。

今はネット社会で報道されていない情報、簡単に集められ、ありがたいですね。夕刊廃止したり、脱税できりつめたり、既成マスコミも大変です。真実が正しく伝わる方法、何かあるでしょうか。
damao
2009/02/26 16:15
 鋭い洞察とマニアな部分を取り上げましたね。日本という国に住んでいると、食料(水)と防衛に関して錯覚してしまいます。他国のおかげなんですよね。特に防衛は、アメリカ様様。また、沖縄ってサハリンや北方領土と違い、返してもらってるんですよね。この裏には、お金が動いていますけど。政府見解は、渡していないという事になっています。

 戦後、アメリカが憲法9条や軍事産業の育成できないようにしたため、平和でアメリカに従属した形で守ってもらっています。また、アメリカにとっても軍事産業のお得意さんで双方、win-winです。

 田母神氏に関する記載は、なるほどなと思います。安倍氏はフロックでしたが、他の人は解かりません。ただ、思うのは、安倍内閣と麻生内閣は似てるという事。中心が、麻生氏と与謝野氏。選挙の動向や重鎮の動きも含めて。
ろっし
2009/02/27 18:00
「世の中は何事も持ちつ持たれつ」ですね。アメリカさんから一目置かれる指導者ほしいですね。
damao
2009/02/28 15:54

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