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zoom RSS 「ムネオ日記」抄(9)―小沢代表記者会見

<<   作成日時 : 2009/03/25 20:20   >>

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http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html  (ムネオ日記)

2009年3月25日(水)                                   鈴 木 宗 男

 昨夜の小沢民主党代表の記者会見に注目した。
 淡々と、そしてこみ上げる思いから来るのか、時に涙しながら受け答えする姿に、小沢代表の胆力を見た。党内手続きをきちんと踏まえて代表続投が決まり、権力ときちんと相対していく姿勢は、必ずや時が評価してゆくであろう。
 大久保公設第一秘書の起訴を受け、今日の新聞報道を関心を持ってチェックしたが、検察不信、小沢代表の説明責任、それぞれの見方が載っていたと思う。その中に、今日の北海道新聞37面の、「民主主義の危機」という見出しの、元特捜検事の郷原信郎桐蔭横浜大法科大学院教授の話に関する記事がある。


 東京地検特捜部が強制捜査に乗り出した時、違法献金の額を考えると、逮捕までやるのか、と疑問を感じた。それでも常識的に考えて、逮捕する以上は、違法献金の奥に重大な疑惑が隠れているのだろうと、みていたが、実際はそうではないようだ。こんな捜査ではすべての政治家の摘発が可能になる。検察は今回の摘発の政治的影響を過小評価したのだろうが、まさに民主主義の危機だ。検察は説明責任を徹底的に果たすべきだ.。 (3月25日北海道新聞朝刊37面)
 郷原氏は朝日新聞2面でも、記者会見で次の様に述べている。

 (今回の事件は)民主主義の根幹にかかわる事件で政治も大きくかかわる問題だ。検察は説明責任を果たしていない。公判で明らかにするというのであれば、(選挙に影響を及ぼさないように)遅くとも7月までに判決が出るようにすべきだ。 (3月25日朝日新聞朝刊2面)


 更に東京新聞26面にも談話を出している。

 一般の刑事事件については検察に説明責任はないが、今回のように政治的な影響が極めて大きく、捜査の適正さが疑われている事件では、検察が説明責任を果たすのが当然だ。ゼネコンからは、う回献金、下請け、取引先業者を使った献金などさまざまな方法で献金が行われていたが、収支報告書に資金の拠出者の記載が求められていない現状でそれらは違反にならない。検察がその気になれば解釈を変えられるとすると、あらゆる政治家を摘発できることになる。献金名義の政治団体が西松のダミーだというなら、献金を受け取っている政治家は報告書を訂正する必要があるし、政治資金のトンネルになっているだけの政治団体は無数にあるので収支報告書は虚偽だらけということになる。今回の起訴は、民主主義の根幹にかかわる問題をはらんでいる。 (3月25日東京新聞朝刊26面)

 同じく元東京地検特捜部長の宗像紀夫中央大法科大学院教授は、日本経済新聞38面で次の様に言っている。

 西松政治団体のダミー性が焦点
 西松建設が不正な政治献金システムを利用している実態をとらえて起訴したことは、検察が同種事案について厳しく法を適用する姿勢を示したものといえる。表に出ていない資金の流れなどについてさらに解明されるべきだ。
 公判では、西松建設がダミーとして使ったとされる政治団体の「ダミー性」と、大久保秘書がその団体に対して持っていた認識が焦点となる。ただ、この政治団体から寄付などを受けていた議員の関係団体はほかにも多数あり、自民党議員側などの捜査も遂げなければ実態を解明したことにはならないだろう。 (3月25日日本経済新聞朝刊38面)

 更に宗像氏は読売新聞38面でも、

 「特捜部は、従来の価値基準を変えて摘発した」
 「政治資金規正法上、最も悪質なのは、収支報告書に記載しないヤミ献金。今回は、献金自体は記載されており、透明化の義務はある程度果たされていた」
 「政治状況が緊迫する今、いきなり野党第一党の党首の秘書を逮捕したのは、やや乱暴だったのではないか」 (3月25日読売新聞朝刊38面)

 と批判し、疑問を投げかけている。
 一方、起訴した検察側は、国民に説明責任を果たしているだろうか。

 今日の朝日新聞2面には、

 司法記者クラブは起訴発表前の17日、東京地検に対し、事件の処分時にテレビカメラも入れた記者会見を開く様申し入れた。しかし、地検側は「拒否」「従来通り」だった。
 「国策捜査」などの批判が起こる中で、法務・検察内部でも、処分時の「特別な説明の必要性」を口にする幹部は少なからずいた。
 「事件の悪質性を国民にきちんと説明しなければおさまらない」 (3月25日朝日新聞2面)

 と書かれている。

 毎日新聞2面でも、社会部長小川一氏の「検察は説明責任果たせ」と、8段大見出しの署名記事がある。
 また、朝日新聞15面声欄には、秋田県の奈良昭夫さんによる「検察や正義か」という投書が掲載されている。


 元東京地検特捜部検事の堀田力氏(さわやか福祉財団理事長)が「私の視点」(20日)で、検察に説明責任がないと主張されていたが、これには驚いた。国家権力の横着さや尊大さが色濃くにじみ出ており、出自の血は否定できないものだと思った。
 そもそも検察や警察や私たち国民の税金を使って仕事をしている役所だ。その納税者に対して、仕事上の説明はしなくてよろしいというのは、非常に思い上がった態度だと思う。堀田氏には釈迦に説法だろうが、刑事捜査の原則は、あくまで「任意」である。逃亡・証拠隠滅などの恐れが強い場合に限り「逮捕」がある。
 今回の事件が何故いきなり逮捕なのか。また、同じケースがあるのに何故特定の人間なのか。更には多くの税金を費やして捜査する理由は何か、国民(納税者)にはそれを知る権利がある。
 事件をベールに包み世論を逮捕誘導して冤罪をつくった例は過去にいくらでもある。だから、私たちは、検察や警察が常に正義であるように監視の目を肥やさねばならない。 (3月25日朝日新聞朝刊15面「声」欄より)


 この様な国民の声が多くあることを検察はどう受け止めるか。
 5月から裁判員制度が始まる。樋渡利秋検事総長は、2月18日の合同会議で「検察自身も、国民により身近で開かれた存在に」、「捜査処理・公判遂行を丹念に説明することにより理解と信頼を獲得するよう努めてほしい」と言っている。
 東京地検は裁判員制度が始まる大事な時に、国民に予断を与える事情聴取のリーク、西松側の捜査状況等を流しているフシがある。進んで説明責任を果たすのが東京地検の立場ではないか。堂々とテレビカメラに向かってなぜ国民に説明しないのか。旧態依然の権力側の論理で済ませる時代ではない。意識改革があって然るべきではないか。
 昨日の昼はWBCでイチロー選手が話題を独占し、夜は政界の一郎が大きな関心を持たれ、まさにイチローデーだった。2人とも大変な存在感と、大変な仕事師であると感じる。当面は小沢代表の一挙手一投足に注目していきたい。
 「政治とカネ」について全国民は重大な関心を持っている。政治家、特に国会議員が進んで自浄能力を発揮しなくてはならない。企業献金、団体献金は即刻やめるべきである。
 自民党の細田幹事長はじめ各議員が小沢代表の政治献金問題に厳しいことを言っているが、それならば伺いたい。細田幹事長はじめ有力議員は、自らの政治資金団体を100%把握しているかと。100%正確に記載し、ちゃんとチェックしているかと。
 特に自民党の国民政治協会は、迂回献金の窓口となっているではないか。それは日歯の事件で明らかになっている。自分達が脱法行為とも取れるやり方をしておきながら、他人を批判するのはいただけない。
 検察も小沢代表の事務所を強制捜査したのだから、自民党、二階事務所も徹底的に調べたらどうか。その方が国民の理解を得られる検察になると思うのだが。
 国民の税金を政党助成金として年に320億円も遣い、更に税金のかからない企業献金、団体献金をもらえる仕組みは、政治家の特権である。その特権をなくすことが今求められている。
 麻生首相は、「企業献金が悪という議論にはくみしない」と悠長なことを言っている時ではない。トップリーダーが裂帛れっぱくの気合いで、禁止・廃止宣言をすれば、国民は一番わかりやすい手法として、大きな理解を得て、喝采かっさいを受けることだろう。麻生首相の英断を待ちたい。


◎ 本日提出した質問主意書3件
・ bP66 北朝鮮による長距離弾道ミサイルの発射予告に対する政府の対応に関する再質問主意書
・ bP67 東京地方警察庁特別捜査部に関する再質問主意書
・ bP68 検察庁による刑事事件に関する情報のリーク等に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。


               (軽薄総理、はすかいにものいう官房長官、酒酔い気味の幹事長、お仲間はカルト集団
                そんな政権が4年はつづく。外国移住を真剣に考えるネズミ)

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