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zoom RSS 日本の「記者クラブ」、いよいよ「崩壊」目前

<<   作成日時 : 2009/04/03 21:15   >>

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 前回のブログ「4月1日の朝日新聞」で、「1日付朝日には『週刊朝日』の広告が載っていて、そのタイトルを眺め、執筆者を見ていて、まだ中身は覗いていないのですが、なんとなく本体の新聞論調とは正反対の立場でないのかという感じがし、不思議な感じがしております」と書き、これらの記事を読むのは「オアトノ オタノシミ」と書きました。

 今日、図書館に寄ったので早速読んでみました。予想通り、本紙社説の論調とは正反対の検察追及の記事ばかりでした。唯一私の考えていることに反したのは、五十嵐 仁氏の「やっぱり小沢氏は責任をとって辞任すべきだ」という1行だけでした。

 簡保の宿など郵政改革問題も日刊新聞やテレビでは竹中節の威勢がいいのですが、月刊誌『文芸春秋』4月号や『WiLL』3月号誌上では小泉元首相や竹中平蔵氏をクソみそ非難しています。それと同じように新聞やテレビでは西松献金事件の検察捜査に疑問を投げかける社説は皆無なのに、同じ社が発行する週刊誌では「検察の劣化」と厳しく批判しています。どうしてなのでしょうか。


 それはさておき、今週の『週刊朝日』の特集記事の一つにジャーナリスト上杉 隆氏の「涙の小沢会見 報道されなかった“重要部分”」というのがありました。「報道されなかった“重要部分”」とは何なのかと思って読んでみたら、「30年以上の長きにわたって、世界中のジャーナリストたちから批判されてきた日本の「記者クラブ」は、いよいよ「崩壊」目前となった」ということ、つまり民主党政権になったら、官邸、官公庁、警察、検察などの”仲良し”記者クラブがオープンになるであろうということです。既成メディアは報じなかったから、「報道されなかった“重要部分”」なのです。

 同じような内容の上杉氏の記事はないかとネットで探したところ、DAIAMOND onlineに「小沢代表から記者クラブ開放の言質をとった記者会見での質問」という記事が見つかりました。
http://diamond.jp/series/uesugi/10071/

 上杉氏の質問内容と、それに対する小沢代表の回答を挙げておきます。 (上杉氏の発言は発言意図がわかるよう多少補足。)

 上杉;「ジャーナリストの上杉隆と申します。3月4日以来の記者会見で代表が説明責任を果たそうと私のような
     フリーランス、雑誌記者、海外メディアに開放し続けたことについて敬意を表したい。一方で自民党、首相
     官邸、全官公庁、警察、検察を含め私のような記者が質問する権利はない。説明責任を果たそうとしたこ
     とは過去一度もない。そこで質問です。政権交代が実現したら記者クラブを開放し続けて首相官邸に入る
     のか。それともこれまでの自民党政権のように、記者クラブをクローズにしたままにするのか。

 小沢;「私は政治も行政も経済社会も日本はもっとオープンな社会にならなくてはいけない。ディスクロージャー。
     横文字、カタカナを使えばそういうことですが、それが大事だと思っております。これは自民党の幹事長を
     していたとき以来、どなたとでもお話をしますということを言ってきた思いもございます。そしてまた、それ以
     降も特に制限は全くしておりません。どなたでも会見にはおいでくださいということを申し上げております。
     この考えは変わりません」
     http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090324/stt0903242350013-n1.htm


 私はわが国の記者クラブなるものはどこの国にもある当たり前のものだと思っていました。世界標準ではないということを知りませんでした。

 でも、この記事を読んで、それは既成大手メディアだけの閉鎖されたもので、先進国でもこんなクラブはないということを知りました。他の野党はわかりませんが、民主党は7年前の2002年から記者会見を開放しているということも知りました。この小沢代表の回答は政権交代になったらこうしたオープンなやり方を続けるということの言明だということです。

 ですから上杉氏はこの24日を「日本の政治ジャーナリズムにとっては記念すべき日」といい、会見後に多くの海外メディアの記者や特派員から「ありがとう」「素晴らしい質問だった」と感謝され、雑誌記者からも「画期的なことだ」と興奮した感想が述べられたのだそうです。

 でも、上杉氏はこうもいっています。
  「これは画期的なことでもなんでもない。これが世界のジャーナリズムの標準なのだ。いまようやく当然の
  スタートラインに立とうとしているに過ぎない。」


             (封建的記者クラブ制度が終わりになると、サラリーマン記者は書くネタを見つけられるのか。
              小学校時代の作文時間の”悪夢”を連想してしまう ネズミ)
               




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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
上杉隆氏の書「ジャーナリズム崩壊」を読んでいたので、小沢代表とのやり取りは、氏として、感慨深かったと思います。
開かれた政治になることを期待して、一度、民主党に政権を取らせ、マスコミ(報道)がどうなって行くか、行く末を見たいと思っています。

私は、「閉鎖されたマスコミ(談合記者クラブ)」からは、真実の追究は生まれないと思っています。
mohariza
2009/04/04 11:23
”談合記者クラブ”、このネーミングもいいですね。30年以上も前から批判されて、改められなかったのには、それなりの理由があるのでしょうか。社説でその理由聞いてみたいものです。
damao
2009/04/04 17:46
 お忙しいのか、その後の掲載、楽しみにしています。こんな記者クラブ制度、後生大事に、しがみついているのは日本の報道機関の悪癖ですね。裏をとれ、そのジャーナリズムの基本がなってないですね。これでは見ない、読まない方が正解になりますね。
つき指の読書日記
2009/04/10 11:15
 復活目前で安心しました。のんびり、それが継続の力かもしれませんね。
つき指の読書日記
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