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zoom RSS 「高速道路無料化」にも3分の理?

<<   作成日時 : 2009/09/21 11:11   >>

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 総選挙告示前の8月6日、朝日新聞は同社主筆・船橋洋一氏の「選択問う季節の幕開け」という論文を掲載していました。

 この論のサブタイトルは「未来ひらく戦略示せ」「保守対リベラルの戦いこそ」で、いわんとするところは「自民も民主も似たようなもので、国民は選択に迷う。もっと未来ひらく戦略を示せ」ということと、「民主党は政党としての自画像をもっと明瞭に描くべきなのだ。自民党支持基盤を“食う”ことで利権誘導型保守に変質してもらっては困る」ということだと理解しました。
  http://lailai-hanyu.at.webry.info/200909/article_6.html (朝日主筆・船橋洋一は何がいいたいのか)
 
 ところで、この文を読んで私がまずひっかかったのは「自民も民主も似たようなもの」という船橋氏の現状認識です。私は「自民と民主は180度違う」と思っていたからです。


 さて、9月16日、鳩山民社国連立内閣が正式にスタートしました。まず大臣が決まり、つづいて副大臣と政務官が、国会では各常任委員長が決まりました。この流れは自公政権時代にもあったものでしょうが、でも今回の注目度は違っていました。なぜなら、この方々の今後のはたらきぶりに関心が向くからです。このように同じ流れのものでも、これまでとは大いに違っている、私はそう感じるのです。

 新政権の政策、例えば「子ども手当て」、「高速道路の無料化」、「八ッ場ダム事業など公共事業の見直し」、「外交密約文書の公開」など、船橋氏がおっしゃっていた「自民も民主も似たようなもの」と果たしていえるのでしょうか。180度違うからこそ、みんなが不安をもち、注目しているのではないでしょうか。


 私は民主党のマニフェストなんか読まずに民主党を支持したので、「マニフェストに書かれた政策は国民との公約だから実施する」と各担当大臣がおっしゃるのを聞くたびに、「そんな威勢のいいことおっしゃって、本当に大丈夫なの」と実は心配している、きょうこの頃なのです。

 「子ども手当て」と「外交密約文書の公開」、これはなんとなく理解でき、とてもいいことだろう(?)と思っています。

 でも、「高速道路の無料化」は馬渕議員の説明をテレビで聞いていても、なかなか理解できず、やらない方が無難なのではとまだ思うのです。

 「八ッ場ダム」の問題、テレビの報道を見ているかぎり、中止反対派の声はなるほどと思え、なぜ7割がたできている工事をやめるのか、その方がかえってムダ遣いになるのではと、今も疑問に思うのです。


 ところで、私は実施しない方がいいと思っている「高速道路の無料化」、『文藝春秋』10月号に載っている京セラ名誉会長の稲盛和夫さんや“ミスター円”の榊原英資さんの文を読んで見ると、これについては無謀な政策だからやめなさいとは書かれておらず、むしろ賛成のような口ぶりです。


 昨日、テレビでよくお見かけするメタボ経済学者・森永卓郎さんの高速道路無料化についての論文をネットで発見しました。それは「民主党は高速道路の料金所とETCシステムを破壊せよ!」という、とっても刺激的なタイトルです。
  http://www.nikkeibp.co.jp/article/sj/20090918/182450/

 その中で私が疑問だなあと思っていたことを、4点にまとめて以下のように述べておられました。


      1つ目は、「料金収受にあたっている社員やパートら、1万6000人の雇用をどうするのか」という点だ。
      これを聞いてわたしは、かつて暴対法(暴力団対策法)施行に反対したときの山口組の主張を思い出し
     た。山口組はそのとき、暴対法施行によって路頭に迷う2万人の雇用をどうしてくれるのかと反発した。そ
     れと似たような理屈である。
      残念ながら、無駄をやめようとするならば、どこかで血を見ることにならざるをえない。天下りを禁止をすれ
     ば、その本人だけではなく、その秘書、運転手、あまり仕事をしない公益法人の構成員など、無駄な部分
     で働いている人の雇用が奪われることになる。それをしないことには無駄の排除にはならないのだ。
       民主党も当然それを分かっていっているのだろう。だが、それは必然的に犠牲として出てきてしまうもの
     であり、我慢しなければならない部分である。

      2つ目の役人の主張は、「渋滞がひどくなる」ということだ。だが、この点についてはすでに実験がなされ
     ている。今年のゴールデンウィークから実施した1000円政策だ。確かに大都市圏では渋滞がひどくなった
     ために、メディアは大混乱のように書き立てた。
      だが、地方はそうではなかった。わたしはずいぶんと各地を走り回ったが、どこもがらがらだったのであ
     る。この目で見たから間違いはない。もちろん、夏休み期間中はそれなりに混み合ったが、それは毎年の
     ことである。地方の高速道路はもともと交通量が少ないのだから、たいした道路混雑にはならない。

      3つ目は、「環境に悪い」という主張だ。渋滞すれば燃費が悪くなり、環境によくない車が増えて、環境破
     壊につながるというのである。だが、少なくとも地方ではその逆だ。
      一般道と高速道路をくらべて、どちらが燃費がいいかといえば、間違いなく高速である。信号がない分だ
     け燃費がよくなり、わたしの車では約1.5倍走ることができた。

      4つの目の問題点は、「鉄道やフェリーなどの公共輸送に悪影響を与える」という点である。確かに、この
     部分は何らかの手当をしなければいけない。だが、これは次元の違う問題であり、論点を混同してはならな
     い。メリットの多い高速無料化を前提とした上で、総合的な交通政策を考えるというのが本筋だろう。


 「盗人にも三分の理」という諺がありますが「民主党の政策にも・・・」ということでしょうか。

 森永氏の論文を読んだだけで「なるほど」と納得できるほど、私は頭がよく?/悪く?はないので、私の結論はまだ保留にして置きますが、新政権の発足によって、これまでの発想とは大きく転換する必要が私たちにある、そう思うこの頃なのです。


   (「この歳になって発想の転換なんてムリムリ」カミサンの嘲笑に耐えながら余命を活きる 期高齢ネズミ)

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