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zoom RSS 日本のマスコミが信じられなくなったその理由

<<   作成日時 : 2009/12/16 20:42   >>

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 15日普天間問題については3党合意で「何も決めないままでの先送り」を決定したと報じられています。この普天間問題についてのマスコミのスタンスはこうです。

      結論は、米側が主張するように日米合意のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古(へのこ))への移設
    案だけが、現実的だということに尽きる。日米の政府間の合意を尊重するのは当たり前なのである。この決
    着を仲井真弘多県知事や名護市も容認してきた。選択肢はこれしかない。(産経新聞8日付「普天間問題 
    外相は職を賭し説得せよ」)
    
     現行計画を容認しないまま、移設費用を来年度予算に計上しても米側の理解を得るのは難しい。やはり、
    日本政府として、現行計画を推進する立場を早期に明確にすることが欠かせない。(読売新聞10日付「普天
    間協議中断 同盟の危機回避へ決断せよ」 )

 わが国マスコミはことあるごとに「鳩山首相は八方美人で周囲に気を使い、なんにも決定できない優柔不断な指導者」というイメージで批判しています。この問題についての首相の優柔不断さとは、つまり旧政権が決めた「日米の政府間の合意」を受け入れるとなかなかいわないということを指しているのでしょう。

 しかし、よくよく考えてみてください。鳩山首相はかつて「駐留なき日米安保」を語り、総選挙前には「県外移転か国外か」と繰り返し主張していました。そういう政治家が政権をとったらすぐに、いままでの主張を反故にして、マスコミの言うとおりに合意したらどうなるのでしょうか。民主党政権は国民を裏切ったことになり、次はなくなるのです。

 また、鳩山首相がマスコミのいうように早急に合意したらしたで、マスコミはなんというかしれたものではありません。「それしかない」とせかす理由は、旧政権の人たち(マスコミ中枢の人たちもその仲間)は、民主党政権をなんとか早く潰すための策略と疑っておくべきです。そのためのプロパガンダにマスコミは躍起になっているのです。

 頭は人並み以上はある鳩山首相がそんなワナに安易に乗るわけないではありませんか。

 ですから、のらりくらりとしなやかに身をかわして、旧政権やアメリカをあせらせ、旧政権では勝ち得なかった米国からの譲歩をなんとか得ようとしているのです。アメリカがかなりの譲歩を見せない限り、この問題の解決はない、素人ですが、私はそう思っています。

 それにアメリカはデモクラシーの総本山です。日本の国民は「駐留なき日米安保」や「県外移転か国外か」を掲げた鳩山民主党に圧倒的な議席を与えました。その政権が民意と現実に苦渋していることに民主主義のアメリカが理解できないはずはありません。どうしてわが国のマスコミはよってたかって「選択肢はこれしかない」、「現行計画を推進する立場を早期に明確に」と民意を無視した合意を勧めるのでしょうか。


 さて、ここ数年のわが国マスコミの報道や主張はつねに正しかったでしょうか。正しくなかったと思っています。

 昨年はじめくらいまでは私はまだマスコミ、特に新聞は社会を知る唯一の教科書だと思って読んでいました。しかし今年になてからは”売国マスコミ”とか”マスゴミ”とかの言い方に違和感がほとんどなくなりました。一体どうしてなのでしょうか。


 わが国大マスコミはアメリカの金融危機の予兆について、私にもわかるようには報道してくれませんでした。

 小泉―竹中の郵政民営化については、日本の担当者がアメリカと1年間で14回もの会談をしたという事実も報じていませんでした。昨年の「かんぽの宿」投売りについて、マスコミは最初にどんな対応をしたのでしょうか。「総務相の横槍」といっせいに社説を掲げました。

 小沢一郎の西松献金問題については検察情報を一方的に垂れ流し、小沢民主党代表の辞任に成功しました。おかげで小沢鳩山コンビが鳩山小沢コンビにひっくり返りました。しかし、皮肉なことに結果としてはこの方が最善・最高のコンビになった、私にはそう思われるのです。

 普天間の問題も「早く決めないと日米関係は最悪になる」と“オオカミ少年”的論説を繰り返しています。本当にそうなるのでしょうか。

 もしそうなるのだったら、昨日15日の「なんにも決めない先送り」の3党合意で、日米同盟の破綻は決定的になってしまっています。アメリカに私たちはもう見捨てられてしまったというべきです。これからは私たちが自前の防衛安全対策を講じる段階に入ったと考えるべきです。

 でも、亀井静香大臣が「そういうことにはならない」と講演でいってたように、マスコミがいうようにはならない、根拠はあまりありませんが、私はドン亀のいうことの方を信じています。

 さて、今日は鳩山政権樹立から100日目なのだそうです。テレビで民主党の黄門様は「もっと威張ってほしい」と60点をつけていました。自民党の石破茂氏は「指導力なし」で20点をつけていました。

 でも、人の評価というものは評価する人の立場で正反対にもなることがあります。

 この私は鳩山由紀夫はしなやかで、その目は決して小鳩の目ではなく、猛禽類の目をしていると買いかぶっています。

 ついでに悪人相の小沢一郎民主党大番頭についていうと、ときに暴君ネロに見え、ときに寺門に立つ仁王さんにも見えるという感想です。小沢一郎が暴君ネロなのか、仁王様なのか、まだ評価はしかねますが、来年になったら判明することでしょう。
画像


      
    (小沢一郎は暴君ネロではなく、金剛力士であってほしいと個人的には切に願っている 仏像好きのネズミ)

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真理はマスコミの論調の裏にある
 今晩は、予定していたことが相手の都合でつかなくなり、酒を飲みながら音楽を聴いてブログ巡りとなった。 ...続きを見る
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2009/12/17 01:18

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
本当は自民党もマスコミも確固たる指針がなく、時々の政治判断に全てをまかせてきた、つまり流されてきたのだけど、それが現時点では通用しなくなってきているのかもしれません。主張をしない人は信頼されないというスタンダードを彼らもそろそろ理解する時期に来ているようにも思います。
tesa
2009/12/17 00:27
 自民党も日本のマスコミも本当に情けないですね。どんどん自滅していく、そんな感じがします。
 なお、この記事を取り上げてくださり、ありがとうございます。
damao
2009/12/17 09:55

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