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zoom RSS アジェンダ・みんなの党のねらいは郵貯300兆円なのか

<<   作成日時 : 2010/07/15 10:14   >>

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 アジェンダ・みんなの党の「小さな政府」(スリムな政府)にするには、どのような政策を実施したいと渡辺嘉美は考えているのでしょうか。

 その「選挙公約」から、実施をめざす6項目のタイトルを抜き出しておきます。
  1.国国と地方の公務員人件費削減を実現する(公務員の数を削減、給与をカット)
  2.民主党政権が断念した「天下り根絶」を断行する
  3.「郵政再国営化」を許さず「郵政民営化」を進める
  4.「官から民へ」を前進させ、独立行政法人の廃止・民営化等を実行する
  5.「内閣予算局」で予算をゼロベースで見直し、「埋蔵金」(30兆円)を1円残らず発掘する
  6.上記の行財政改革を早急に実現するため、官邸に「霞が関改革会議」を設置する。

  http://www.your-party.jp/policy/manifest.html(みんなの党・選挙公約)

 まず第一に「国と地方の公務員人件費削減」をうたっています。現在31万人(?)いる国家公務員を10万人削減し、給与法を抜本改正して「年功序列賃金」を見直し、公務員給与を2割カット、ボーナスを3割カットするというものです。これが妥当なアジェンダ(政策課題)なのかどうか、私にはわかりません。

 第二は「民主党政権が断念した「天下り根絶」を断行する」です。政務三役によるあっせんも禁止、官民人材交流センターを時限的に廃止、早期勧奨退職慣行を撤廃して定年まで働ける人事制度を確立、天下り官僚OBへの更なる退職金払いの差し止めと、これはどれもすばらし提案だと、素人の私は絶賛です。元官僚の江田憲司が幹事長ですから、きっと断行可能なのでしょう。ここは大いに期待してます。

 第三は「「郵政再国営化」を許さず「郵政民営化」を進める」で、ここで私は下線部にひっかかってしまいました。この項目全文は以下のとおりです。
  1. 鳩山内閣以前の郵政民営化の基本的骨格を維持する。鳩山内閣で成立した「株式売却凍結法」は廃止。菅
    内閣が早期成立を約束している「郵政再国営化法案」(株式の政府保有、郵貯・簡保の受入れ限度額拡大)
    には反対。
  2. 郵政民営化のメリットを国民に実感してもらうためにも、300兆円にものぼる郵貯・簡保資金を民間市場に
   す仕組みや、早期の上場、株式売却益の計上に向けて作業を促進。

 第四は「「官から民へ」を前進させ、独立行政法人の廃止・民営化等を実行する」で、天下りの温床となっている独立行政法人は原則廃止または民営化、政策投資銀行、商工中金は、経済危機克服後、完全民営化(公的金融機能は、日本政策金融公庫に一元化)、公益法人の必要性をゼロベースで見直し、天下り先での談合防止のため「官製談合防止法」を強化、随意契約・指名競争入札の一般競争入札への原則転換などで、ここは異議なしです。

 第五は「「内閣予算局」で予算をゼロベースで見直し、「埋蔵金」(30兆円)を1円残らず発掘する」です。「内閣予算局」で、予算(一般会計+特別会計=約200兆円)を抜本的に組み替え、特別会計、独立行政法人の資産・負債差額を徹底精査し、国有財産や政府株を売却し、政府の金融資産500兆円の3分の2を証券化するです。ここで疑問に思うのは下線部の「政府の金融資産500兆円の3分の2を証券化する」です。

 最後は「上記の行財政改革を早急に実現するため、官邸に「霞が関改革会議」を設置する」です。首相のリーダーシップで、政府全体の行財政改革を省庁横断的に行うため、官邸に首相を議長とする「霞が関改革会議」を置き、専任の大臣が担当するとのことです。

 政治も経済も素人の私の感想はというと、はやや疑問、は賛成、は大いに疑問、はおおむね賛成だが、下線をつけた「政府の金融資産500兆円の3分の2を証券化」はやはり大いに疑問なのです。

 全体としては賛成とおおむね賛成が多いのですが、どうしても疑問なのは「300兆円にものぼる郵貯・簡保資金を民間市場に流す」と「政府の金融資産500兆円の3分の2を証券化」の文言です。


 簡保の宿売却問題が花盛りであった昨年6月、私はネットを通して郵貯・簡保資金300兆円について私なりに調べて考え、以下のような文をこのブログに書いているからです。
http://lailai-hanyu.at.webry.info/200906/article_11.html城内実が語る 郵政民営化は出来レース(2009.6.27)
http://lailai-hanyu.at.webry.info/200906/article_9.html平沼赳夫議員が語る かんぽの宿の問題点(2009.6.24)
http://lailai-hanyu.at.webry.info/200906/article_8.html小泉総理と竹中大臣は売国奴、その論拠(2009.6.22)
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.doこれで郵政資金300兆円はアメリカに出資できる!
                                     (2009.6.12)
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do郵政民営化のからくりはこうだ(2009.3.16)


 特に6月12日の「これで郵政資金300兆円はアメリカに出資できる!」というのは、竹中平蔵さんがリーマンショックの起こる前の08年4月の朝日ニュースターに出演。下手な字で「郵政資金をアメリカに出資せよ!」と書いたパネルを掲げて、郵貯や簡保の300兆円でアメリカ国債などを買えと熱弁をふるうYou-Tubeがあったからです。そのサイトはhttp://www.youtube.com/watch?v=Wz6-Q3P9pBEなのですが、残念ながらもう削除されています。300兆円をみんなアメリカに出資していたら、9月のリーマンショックでわが国の損害はどうなっていたか、みなさんはどうお考えでしょうか。

 そのあと平沼赳夫さんの「かんぽの宿の問題点」と城内実さんの「郵政民営化は出来レース」のYou-Tubeを見て、いまもなおアメリカ大使館HPには、「米国と欧州連合が日本郵政に関する懸念を表明」(http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20100521-78.html )という記事が堂々と出ていることとあわせて、やっぱり「300兆円にものぼる郵貯・簡保資金を民間市場に」、「政府の金融資産500兆円の3分の2を証券化」とは日本たたき売りの政策なのではと疑問に思うのです。

 城内実さんの「郵政民営化は出来レース」では城内さんが2005年6月議会で「過去1年間郵政民営化問題についてアメリカ政府当局と何回会談をしたか」という質問を竹中平蔵大臣にし、竹中大臣はしぶしぶ「17回だった」(その後の民主党福田昭夫議員の質問で18回と訂正)と答えたそうです。
 
 郵政民営化法案が成立する直前の04年から05年にかけての1年間に、日本政府はアメリカ証券会社も含むアメリカ側と月1回以上のベースで談合していたということ、わが国マスゴミは慎重にスルーしてます。わが国マスコミというのはあきらかなウソは報道しないでしょうが、都合の悪いことは報道しない、報道しないからそういうことは存在しなかったと世論を操作する、ジャーナリスト精神などかけらも持ち合わせていない、だからマスゴミなのです。

 
 郵政民営化に反対した愛国保守派の平沼赳夫さんと城内実さん、このみんなの党のアジェンダの方が民主党や国民新党の郵政改革法案よりもまだましだとお思いなのかどうか、お聞きしたいものです。


  (小泉改革以来日本の金融市場にはカタカナネームが氾濫、年寄りは区別がつかない。しつこくCM繰り返す
   あのアリコ・ジャパン、庶民の虎の子を集めるだけ集めて逃亡するのでは 今も鬼畜米英を信じる耄碌ネズミ)


≪追記≫
 城内実氏が民主党と国民新党の郵政見直しにどのような態度で対処しているのか、氏の「とことん信念」ブログを覗いて見ましたら、昨年年12月1 日記事に「郵政民営化見直し法案に賛成」というのががあり、以下のように書かれていました。
    本日午後1時から本会議。緊急動議があり、郵政民営化見直し法案(郵政株式売却凍結法案)の採決があ
   り、わが無所属「野党」の平沼グループ(「国益と国民の生活を守る会」)三名は与党の民主党、国民新党、社
   民党の三党とともに賛成した。われわれは、いかなる勢力に対しても、ぶれずに、こびずに、投げ出さずに、今
   後とも国民の視点で是々非々で対応する。
    今回残念なのは、旧与党の自民党だけが本会議に全員欠席したことであった。公明党とみんなの党は出席
   した上で反対した。これなら分かる。
    自民党の態度はいかがなものかと思う。自民党からも、法案の中身が国益と国民の生活を守るまっとうなだ
   けに、党利党略だけで反対するのは良心の呵責を覚える、という方も何人かいらした(名前は公表できない)。
   したがって、本会議で造反者がでるとの予測もあった。しかし、結果として全員欠席した。逃げたのである。
    反対なら堂々と出席して公明党やみんなの党のように反対すれば良いと思うのだが。それすらできないであ
   いまいな態度をとって逃げるようでは、自民党は永久に政権につけないのではないかと感じた。私は過去三回
   の選挙はすべて無所属で戦ったが、ほんの一時期与党自民党の衆議院議員であっただけに、このような信念
   のない野党自民党のボイコット作戦にかつての国民政党、責任政党の自民党とはほど遠い異質なものを感じ
   る。
    自民党をぶっこわすと高らかに宣言された、小泉純一郎元総理はどのように感じてらっしゃるのであろうか。
    http://www.m-kiuchi.com/2009/12/01/yuseimineikabaikokuhouannominaoshi/
 




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
本文2と5、6、民主党がやろうとしてアゴを出したことですが、
みんなの党ならできる、とは思えません。
大連立くらいしか道はないのかもしれません。

tesa
2010/07/16 10:20
民主が1を確約し、3で妥協したら、みんなの党は民主と協力して2を断行する、それも怪しいですね。
池田信夫さんに「みんなの党は信用できるのか」という記事がありました。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3978
damao
2010/07/17 07:48

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