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zoom RSS 鈴木宗男議員の上告はなぜこの時機に棄却されたのか

<<   作成日時 : 2010/09/08 22:50   >>

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 鈴木宗男衆議院議員の上告棄却が決定しました。

 昨年3月3日、小沢一郎公設秘書が逮捕され、野党第一党民主党代表である小沢一郎がいよいよ逮捕されるか、という出来事が起こりました。

 小沢一郎が田中角栄譲りの権力を行使して、「天の声」を発してダム建設工事請負業者を決め、その見返りにゼネコンから多額の収賄をしていた、そういう報道が、「関係者によると」ということで、洪水のように流されたいました。

 私はそうしたマスコミ報道にしだいに疑問を感じるようになり、このようなマスコミバッシングを受けたことのある鈴木宗男議員がどのような意見を持っているのか、そのブログを覗くようになりました。

 そして3月18日から5月7日まで、計14回にわたって、「『ムネオ日記』抄」というタイトルで、西松事件に関する鈴木氏の意見をこのブログで紹介しました。


 鈴木議員と私とは、そもそもそれだけの関係です。

 でも私は、理由は自分でもよく分からないのですが、鈴木議員の地元でもないのに、心理的にはとっても応援したい政治家のお一人なのです。


 鈴木氏近く収監というショックなニユースを聞いて、まず何で民主党代表選真っ最中のこの時機にと思いました。

 次にこれは小沢総理阻止の反小沢カードではと思いました。また、西松建設事件や村木厚生労働省局長事件などがまもなく無罪判決にせざるを得ない、そのことを少しでも薄めるためのものではないのか と邪推しました。

 そう思っていると、Yahoo政治欄に佐藤優氏の「なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員 の上告を棄却したか?」という文が配信されていました。

 私は佐藤氏の意見に賛成なので、その一文をそのまま掲載させていただきます。


(掲載開始)
【佐藤優の眼光紙背】なぜ最高裁はこのタイミングで鈴木宗男衆議院議員 の上告を棄却したか? (09月08日16時14分)

 9月8日午後、7日付で最高裁判所第一小法廷が鈴木宗男衆議院外務委員長(新党大地代表)の上告を棄却した。鈴木氏の弁護人は異議を申し立る意向を表明しているが、過去の例でこの種の異議が認められたことはない。近く懲役2年の実刑が確定し、鈴木氏は刑務所に収監される。

 最高裁判所は最高政治裁判所でもある。それは、2002年に鈴木宗男追放キャンペーンの中心に立った竹内行夫外務事務次官(当時)が現在、最高裁判所裁判官をつとめている事実からも明白だ。所属する小法廷が異なるなどということは、本質的問題でない。司法試験にも合格していないので、法曹資格ももたず、かつ極めて政治的動きをする人物を行政機関である外務省から受けいれている最高裁判所という組織自体が、「司法権の独立」という名目からかけ離れた組織だということを筆者は指摘しているのだ。

 このタイミングで最高裁判所の司法官僚が鈴木氏の上告棄却を決定したことは、きわめて合理的だ。それには2つの理由がある。

 第1の理由は、9月10日に大阪地方裁判所で行われる村木厚子元厚生労働省局長の裁刑事判で、無罪判決が予想されているからだ。そうなれば特捜検察は正義の味方であるという神話が裁判所によって覆される。当然、世論の特捜検察の取り調べに対する疑念と批判がかつてなく強まる。そうなると、「国策捜査」によって事件が作られたという鈴木氏の主張を完全に無視することができなくなる。

 第2の理由は9月14日の民主党代表選挙で小沢一郎前幹事長が当選する可能性があるからだ。最高裁判所の司法官僚にとっては、これも頭痛の種だ。小沢氏は鈴木氏の政治的能力を高く評価している。そもそも鈴木氏を衆議院外務委員長に抜擢したのは小沢氏だ。小沢政権になれば鈴木氏が政府の要職に就くなど、政治的影響力が高まるのは必至だ。そうすれば排除が困難になる。

 この結果にいちばん喜んでいるのは外務官僚だ。鈴木氏が収監されることにより外交機密費(報償費)の不正使用や、外交秘密文書の破棄に対する責任を追及する政治家がいなくなると外務官僚はほっとしている。しかし安心するのはまだ早い。鈴木氏は小沢氏に外務官僚に関するヤバイ情報をすべて引き継いでいるはずだからだ。

 いずれにせよ、今回、最高裁判所が鈴木氏の上告を棄却したことは、普通の国民の目には見えにくいが、「誰が日本国家を支配するか」を巡って、資格試験に合格したエリート官僚と国民によって選ばれた国会議員の間で展開されている熾烈な権力闘争を反映したものだ。(2010年9月8日脱稿) 
(掲載終了)



 鈴木宗男といったら、その強力な支援者として松山千春という歌手の名が出てきます。私はあまり存じ上げてはいないのですが、今夜は松山千春の「大空と大地の中で」「君を忘れない」という曲、繰り返し聴くことにしました。
http://www.youtube.com/watch?v=yklJVCxULxA&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=QnC8zIiA_CQ&feature=related

                      (気に食わない奴を検挙できる権限が私に与えられていたら、私もそうしたい 
                       どうしようもない人間に限りなく近い 極悪ネズミ)

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タイトル (本文) ブログ名/日時
最高裁―李下の冠を正さず
 鈴木宗男議員が最高裁に上告していた収賄事件で、最高裁は上告を棄却しました。 ...続きを見る
群青色日記
2010/09/10 00:29
「鈴木宗男議員の上告はなぜこの時機に棄却されたのか」のコメントについて
「 鈴木宗男議員の上告はなぜこの時機に棄却されたのか」について、  「判決」は口頭弁論を開いた手続における裁判、「決定」はそれを開かない手続における裁判と説明差し上げたところ、  damaoさんから、決定に異議を申し立てるというのは口頭弁論を開けということか?というコメントがありました。 ...続きを見る
群青色日記
2010/09/11 10:51

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
<最高裁判所という組織自体が、「司法権の独立」という名目からかけ離れた組織だ>
と云う事実を、日本人は認識し、
決して、「三権分立」などなされていないことを認識すべきと思います。
マスコミも信用できず、司法も信用できないと云う現実は、憂うべきことと思います。
mohariza
2010/09/10 02:30
 田中良紹さんの「国会探訪」を読むと、<北朝鮮には顔の見える独裁者がいるが、日本には顔の見えない「空気」がある>と書かれていました。
 <顔の見えない>わが国独裁者は官僚組織で、今がその戦いなのでしょう。官僚たち、きっと必死なのです。カンさんはそれがわからないのでしょうか。
damao
2010/09/10 08:07
ちなみに、口頭弁論を開いて行った裁判を「判決」、開かずに行ったものを「決定」といいます。この「決定」は技術用語ですので、「最終的に決めた」という日常用語的なニュアンスはありません。
tesa
2010/09/10 13:20
<「決定」は技術用語ですので、「最終的に決めた」という日常用語的なニュアンスはありません>ということは、異議を申し立てると、口頭弁論を開いてもらえるということですか。
damao
2010/09/11 07:39
回答はトラックバックで自ブログに書かせていただきました。
tesa
2010/09/11 16:13

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