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zoom RSS 新格言:気狂いにハモノ エセ民主主義国家にゲンパツ

<<   作成日時 : 2011/04/07 13:02   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 昨日6日は週刊朝日の「佐藤栄佐久・前福島県知事が告発 「国民を欺いた国の責任をただせ」」という記事に、佐藤氏の青森県六ケ所村にある使用済み燃料の再処理工場と行き場のない使用済み燃料とがもつ危険についての記述がありましたので、それを受けて、「青森県六ケ所村の核燃料再処理工場とは」という文を書いてみました。

 この週刊朝日の記事の佐藤氏の発言の中にもう一つ気になる個所がありましたので、今日はそれについて書くことにします。その個所は以下の文言です。
    日本の原子力政策は、大多数の国会議員には触れることのできない内閣の専権事項となっています。担当
   大臣すら実質的には役所にコントロールされている。つまり、経産省や内閣府の原子力委員会など“原子力村
   の人々”が政策の方向性を事実上すべて決め、政治家だけではなく原発を抱える地方自治体には何の権限も
   与えられていないのです。

 要するにわが国の原子力行政は「担当大臣すら実質的には役所にコントロールされている」ということのようです。

 これは真実なのか、佐藤氏のハッタリなのか。原発問題を私なりに調べ、考えていくと、どうもそれは本当のことだと思えてしまってくるのです。

 さらに悪いことは、担当大臣をもコントロールしている役人たち、その連中が原子力に詳しい方々ならまだしも、どうも経済至上主義者のズブの素人たちで、しかも責任なんかとらなくてもすむシステムに守られている無責任集団ではないのか、という腹立たしい疑問です。

 1997年に亡くなられた原発建設の配管工事監督・平井憲夫氏の“遺書”、『原発はどういうものか知ってほしい』を読むと、21項目からなる内容の最初の部分のタイトルは以下の通りです。
   2 「安全」は机上の話
   3 素人が造る原発
   4 名ばかりの検査・検査官
   5 いいかげんな原発の耐震設計
   6 定期点検工事も素人が
   http://www.iam-t.jp/HIRAI/index.html#about

 この平井論文は決してウソ偽りの文書ではない、現場を知るものが体で感じた原発の危険性を世に知らしめるための告発の“遺書”なのだ、私はそう信じています。そう信じる傍証として、昨日の記事を書くために調べていて見つけた櫻井よしこ氏の以下の「六ケ所村への執着は妥当か 楽観主義と現状追認は政策不転換コストにならないか」の後半部を引用します。
     技術継承を、六ケ所村の日本原燃は強調するが、技術以前に解決すべき問題がある。技術を前面に出す
    にしては、六ケ所村の再処理工場には信じがたい欠陥がある。たとえば、すでに報じられてきたように、使用
    済み核燃料を冷却・貯蔵するプールからの水漏れである。原子力安全・保安院の調査で、291ヵ所にも上
    溶接不良箇所があったではないか

     技術者は、簡単な溶接ミスだという。やり直せばすむという見方であり、再処理工場全体の安全性がそれ
    によって脅かされることもないという立場だ。しかし、貯蔵プールから291ヵ所もの水漏れが発見されてしまう 
    ような手抜き工事がまかり通る弛緩した現場に造られるのは、全長1,500キロメートルにも及ぶ配管を有する
    施設なのだ。日本列島の約半分に相当する長さの細い管の中を通るのは、強い酸であり、核燃料廃棄物が
    溶かされた危険な物質だ。いったん事故が発生すれば、貯蔵プールの水漏れとは比較できない結果となる。

     科学技術を信じる楽観主義は、十分な慎重を伴って初めて信頼に足るものとなる。また、日本全体のことを
    考えれば、経済性についても注目しなければならない。使用済み核燃料の処理は、再処理するほうがしない
    よりも高くつく。だが、日本原燃も政府も電力会社も、再処理するとの前提で六ケ所村の工場を建設してき
    た。したがって、今政策を転換するとしたら、政策転換コストがかかるため、結局は再処理するほうがよいとの
    結論なのだ。

     だが、目前の事情だけ見て、政策転換を図らずにこのまま突き進んでいくことは、将来“政策不転換コスト”
    を生み出す可能性もある。

     原子力、核燃料、プルトニウムなどの、私たちの世代だけではとうてい解決できない超長期にわたる問題に
    は、十分過ぎるほどの慎重さが必要だ。原子力委員会は、5人の委員に27人の各界代表を加えて、まもなく
    再処理工場の稼働問題に正式に答えを出す予定だが、科学技術への信頼と、それに基づく楽観主義を安易
    に先行させてよいとは思えない。そのことを実感した、六ケ所村への取材だった。
    http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2004/11/20/post_167/

 上記の文中の下線部は私が付けましたが、最後の下線部の原子力委員会がどうように開かれたのか、それを取材した櫻井氏の感想を以下に引用しておきます。
     日本のエネルギーの未来政策には、国民の理解と支持が必要だが、今回の政策決定のプロセスは恥ず
    かしいばかりの国民軽視である。これほど重要な政策であるにもかかわらず、新計画策定会議は今年6月に
    招集され11月12日に最終決定が下された。わずか5か月の議論である。また同会議の人選は、原子力業界
    に関わってきた人々が圧倒的多数を占め、慎重派はごく少数である。最初に結論ありきだと言われかねな
    。公正さを欠いた委員会での一方的な議論のなかで国民の意思を問うこともなく、不可逆の道を急ぐ愚は
    犯してはならない。今は中間貯蔵で時期を待つべきである。
    http://yoshiko-sakurai.jp/index.php/2004/11/25/post_168/(再処理稼働は急ぎ過ぎだ)


 今度の事故で原子力保安院のお役人がいやでも毎日アップされています。ブログ記事はきわめて少ないのですが、教えられることが多いので、その記事が見つかったら必ず読むブログに「変人キャズ」というのがあります。4月6日の記事として「巨大地震と第3の維新(3) 」がありましたので、読んでみました。その後半部分は以下のような感想がつづられていました。
    テレビでは、監督官庁からの出演者はその後、
      顔が変わって、毎日何回も同一人物が出てきて
      原発の話をするようになった。
      経産省原子力安全保安院のトップで、東大法学部
      を卒業して官僚になった男である。 その経歴を
      知らぬ視聴者は原子力監督指導行政の責任者
      だというのに何とも専門知識の希薄さに驚き呆れて
      テレビを見ていると思うが、彼は経産省の中で
      2,3年おきに所属を転々していく、出世コース
      の中で只今現在偶々この部署に居ただけで
      専門知識など無いのが当然なのだ。

    別に彼が特別なのでなく、このポストは歴代
      そういう腰掛けで何十年間も来たのだから、
      或る意味で彼は運が悪くて付いていなかったのだ。
      つまり法学部尊重の体質が、日本を此処まで
      悪くしたので、裁判所も、検事も弁護士も、
      官僚も、法学部卒が、日本の国をどれだけ悪く
      してきたかは、我我の仲間が何度かブログに
      書いてきたが、此処にもまたその実例が一つ
      あっただけである。

    現実には、このポストで外部に何かを発表しなければ
      ならない時には、彼が監督する筈の相手の
      電力会社にその文書を作成して貰って恰好を
      付けているのだという。
      指導・監督するなんて土台無理な仕組みに
      なっているのだから、税金の無駄遣いで
      過去数十年間をきた訳である。
      丁度若林亜紀氏の本にある通りに。
      http://kyaz.at.webry.info/201104/article_1.html


 さて、いつものことですが、私の文、ダラダラと長くなってしまいました。もうこの辺でそろそろお終いにしようと思ったのですが、池田信夫blogを訪ねていて、そのコメント欄にhogeihantai さんのなるほどと思う記述がありました。参考までに貼付しておきます。

 一口で言うなら、「日本は原発については(まだまだ)不適格国家だ」ということです。暇を見てお目通しください。

    原発の安全を担保する為の必要条件があります。

      (1)先進工業国であること。
      (2)民主主義国家であること。
      (3)腐敗度が小さい社会であること。
      (4)報道の自由が高いこと。

    (1)原発という巨大で複雑なシステムを運転する為には熟錬度の高い技術者が必要であるから当然であ
      る。

    (2)権力の集中する独裁国家では工業力が一定の水準にあっても旧ソ連の様に失敗する可能性は大きい。

    (3)原発は電力会社、ゼネコン、プラントメーカー、政管、地元自治体が絡む大きな利権構造を構成してい
      る。社会の腐敗度が高いほど安全や検査は手抜きされコストも高くなる。

    (4)地震学者、元メーカー技術者から原発の危険について警告が発せられ、内部告発があったにもかかわら
      ず、殆どマスコミで報道される事がなかった。電力会社の広告、コマーシャルに目がかすみ、社会の木鐸
      の役目を果たすことがなかった。

     DEMOCRACY INDEX 2010によると日本の民主主義は世界22位(因みに韓国は20位)、CORRU
     PTION PERCEPTION INDEX 2010によると日本の非腐敗度は17位、PRESS FREEDOM IN
     DEXは2007年が37位、2008年は29位、2009年は17位、2010年は11位。報道の自由度が4年で
     急改善したとは思えない。記者クラブや放送事業の閉鎖性を見れば37位が妥当ではないだろうか。結論と 
     して日本は原発については不適格国家と言わざるを得ない。適格国家は三つのINDEXのランキングが全
     て15位以内の国ではないだろうか。中国や中近東の地震国は極めて危険だといえる。


                 (ハモノは料理には欠かせない。でも気狂いが持ったらどうなる。ゲンパツも同じだ。
                 無責任男が首相のこの国になんでそんな資格があるというのか。怒り心頭被曝ネズミ)



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