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zoom RSS 新しい原子力安全委員会の委員長には佐藤栄佐久氏が最適だ

<<   作成日時 : 2011/08/07 21:07   >>

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 今日の地方紙書評欄に、共同通信配信でしょうか、前福島県知事・佐藤栄佐久氏の新刊書『福島原発の真実』の紹介記事がトップで出ていました。小沢一郎に対する検察のやり方を一貫して批判していたあの元検事の郷原信郎弁護士が、九電のメール問題を調査する第三者委員会の委員長になったのには驚きましたが、地方紙とはいえ、佐藤氏の書評がこのように大きく紹介されるのも、時代の流れがいくらか変わってきた証左でしょうか。
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 久しぶりに佐藤栄佐久公式サイトを覗いてみましたら、「外国特派員協会記者会見:冒頭発言前文」という記事があり、それによると昨年の6月17日、今度とそっくりの事故が福島第一で起こっていた、それを教訓にしっかり対応していたら、今度の事故は防げたはずだという、私にとっては初めて聞く内容の話が載っていました。http://eisaku-sato.jp/blg/2011/04/000052.html

 全文はゆっくり読んでいただくとして、「東電福島原発事故は防げたはず」という趣旨の発言部分を引用しておきます。

   6月17日のことです。
   福島第一原発の2号機で、なぜか電源が止まり、原子炉へ水を入れるポンプが止まりました。冷却水が入らなくなって、原子炉の中の水
   が蒸発し始めました。今度と同じです。放置すると燃料棒が熱で崩れ、最悪の事態につながる恐れが生じたのです。
   東京電力の説明によると、このときは非常用ディーゼル発電機が動いたそうです。それで、ポンプを手動でスタートさせ、水を戻すことがで
   きたということです。
   しかし、電源を失うと何が起きるのか、東電はこのとき、意図しないかたちで予行演習をしたようなものです。これでもし、非常用ディーゼ
   ル発電機までやられたらどうなるかということは、当然心配しておかなくてはいけない事故でした。
   電源について、もっと安全を図っておくことは、この事件ひとつを教訓としただけでも、可能でした。それが、理由の第一です。
   理由の2は、日本の原発政策は、地震をずっと軽視してきたということです。
   詳しくは触れませんが、神戸大学名誉教授の石橋克彦さんなどが、地震研究の進歩を踏まえ、原発の耐震基準が甘すぎると、たびたび
   警告しておりました。
   今度の地震で、原子炉は自動停止し、当初は建屋もびくともしなかったから、むしろ耐久力が実証されたという人がいます。しかし、石橋
   教授が口を酸っぱくして言っていたのは、大きな地震が起きると、同時に色々な損害が起き、それが重なり合うと手に負えなくなる、とい
   うことでした。
   現に、今回も全電源喪失という事態となり、水素爆発が起きてからは、作業にも支障をきたすということになったのですから、地震に耐え
   たことなど、慰めにならないわけです。
   石橋教授は、今から5年前、国が原発の耐震基準を見直そうとしたとき、専門委員としてその作業に関わっていました。しかし、耐震基準
   を厳しくするといっても、いまある原発がひっかからない程度にするだけだということがわかったとき、抗議の意味を込めて、委員を辞めて
   います。
   地震の怖さ、とくに大きな地震がいろんな損害を生むリスクを軽く見ていたこと。そして、電源がなくなったときの恐怖は、去年の6月、事
   故を起こしてよくわかっていたこと。
   と、これだけみても、福島第一の事故は防げたのだと、こう言えると思います。非常用電源を、津波でも大丈夫な場所に移し替えておきさ
   えすれば、あんな事故にはならなかったわけです。


 ところで、昨今は経済産業省から原子力安全・保安院を切り離して、内閣府の原子力安全委員会や文部科学省内の原子力関連業務などと統合して「原子力安全庁(仮称)」を新設するということが、政治課題の一つになっています。

 我が国大マスコミもいまになって気づいたかのような論調で、「原発を推進する立場にあった経済産業省内に、規制機関の保安院があることはおかしい」と社説などで、したり顔で述べています。しかし、そのような指摘は、たとえば2009年の以下の論文でもわかるように、佐藤栄佐久氏は県知事時代から、経産省からの分離独立を痛感されていたことです。
 http://eisaku-sato.jp/blg/2009/11/000024.html(経産省からの保安院の分離とプルサーマル推進は全く別の問題である【1】)
 http://eisaku-sato.jp/blg/2009/11/000025.html(【2】)



 それなのに、批判精神が職務である我が国マスコミは今頃になってどうしてその矛盾点に気付いたのでしょうか。あの大東亜戦争賛美一色の反省からスタートした戦後のマスコミ各社です。今回もあの反省が生かされていたかどうか、まずは一言でいいから、そういう点についての真摯な反省の弁を聞きたいものです。

 
 ところで、佐藤栄佐久氏は今実現しかかっている新原子力安全委員会について、以下のようなコメントを述べています。

    原子力安全委員会という、原発の安全政策の基本を決める組織があります。
    権限は、紙に書かれたものを見る限り、充実しています。
    しかし、実際には、ろくな審議もせず、有名無実です。
    まずは、安全委員会を完全な独立組織とし、委員を国民から選ぶ制度にする必要があります。
    その際には、わたしは喜んで手を挙げ、委員になろうと思います。


 私がある程度信頼している細野豪志原発担当相ですから、きっと新しい原子力安全委員会委員長は佐藤栄佐久氏を選ぶであろうと、確信しています。


                           (久しぶりにウェブリブログに復帰したが、あんまり読みたい記事の見つからない 古参ネズミ)

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