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zoom RSS 中国紙が報じる“TPPにゆれる日本”

<<   作成日時 : 2011/11/27 10:52   >>

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 日本で発行されている中国語週刊新聞《中文導報》の11月24日号のトップ見出しは“中美博弈東亞 日本左顧右盼”でした。さて、どう訳したものでしょうか。

 “博弈”は「賭け事をする」、“左顧右盼;”は日本式四字熟語なら「右顧左眄」。ならば、<中・米は東アジアを賭けて争い、日本は右を向いたり左を見たり>でどうでしょうか。
 
 読んでみると、やっぱり得意な漢字をひけらかして、要所要所には四字熟語がちりばめられていました。

 2010年1月には、中国は“東盟”(ASEAN)間と“貿易區”(FTA)を成立させたらしく、それはユーロ―、北米につぐ第三の経済規模だと誇っています。

 アメリカはというと「数年にわたるテロとの戦いに忙しく、アメリカは東アジへの経済協力面での参加あるいは介入が中国に後れを取った」(由於前幾年忙於反恐怖而導致致忽東亞,美國在參加於介入東亞區域的經濟合作方面落後於中國)と指摘。

 ところが今回のバリ島ではアメリカはAPECの枠組み外の議題であるTPP問題を持ち込み、「先手を打って相手に圧力をかけ」(先聲奪人)「主客転倒する」(喧賓奪主)、そんなことになっていったと報告。

 オバマ(奧巴馬)大統領はかつてのAPECサミット会場では「勝利の確信をもつ」(穩操勝券)態度で、「TPPは世界のお手本」(TPP將成為世界的榜樣)と宣言したそうでしたが、しかしそのTPPに対抗できる新しい競争相手(競爭對手)がすでに現れていたとのこと。それはASEAN+3、それにインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えての16か国の“廣域自由貿易圈”構想で、本当かどうか未確認ですが、2013年の成立を目指しているのだとか。

 また、中国はAPEC会議の中でアメリカのボイコット(杯葛)を受けてはいたけれども、APEC各国がアメリカ一辺倒になることは今や不可能で、アメリカはすでに「今は昔の比ではない」(今非昔比”)、すっかり情勢は変わっていると余裕のコメントです。

 その理由としては、まずは世界最大のドル保有国だということ。その実力で「世界のパニックを抑えている」“危機四伏)ということ。また、中国とアメリカはすでにお互いがそれぞれ二番目の重要な貿易パートナーになっているということ。2010年の中米貿易総額は日本をもむくめたTPP構成国の貿易総額よりも、これも私は未確認ですが、1000億ドル以上も多いということ。だから、「どの国が重要でどこがそうでないかは一目瞭然」“孰重孰輕,一目了然)と、強がります。

 さて、今回のAPECへの日本の参加の模様。その始まりは「アメリカからゴール前のキックが妨げられて、大将は恰好つかず」(出帥不利,挨了美國‘臨門一腳’)と揶揄。

そして「すべての品目・サービスを自由貿易の議題に乗せる」(把所有的物品和服務擺在貿易自由化的談判桌上”をめぐっての「一連のゴタゴタ」(一場鬧劇)の紹介。

 さらにASEAN10+6の“廣域自由貿易圈”構想が話し合われると、「日本はまたぞろふらふらし始めた」(日本又開始‘左顧右盼’了。)とコメント。この“廣域自由貿易圈”なら、世界のGDPの25.7%で、TPPが日本のGDPを0.54%引き上げるなら、これはその倍近い1.0%だと、風呂敷を広げます。

 結びは「日本はやっぱり右へ行ったり、左に行ったりと腰の定まらない役を演じた、と言うしかない」(可以說, ……日本仍是一個左顧右盼的角色”)と、辛口批評でした。

  
                           (中国人記者の記事内容の是非はともかく、その表現に毒されている 
                            1000年来の漢字文化オタク 小日本ネズミ)

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