文法成分――はじめに②(中国語文法24)
一語だけで意味を伝達できる場合もあるが,複雑な自分の意思を伝えようとすると,どうしても多くの単語を並べて表現することになる。
その並べられた単語がどのような役割をもって,一つの文の中で用いられているか。そうした文中における役割を文法成分と呼ぶ。
一つの文の中で中核となる文法成分は主語と述語である。
主語とは話題の中心となる事柄である。述語とはその主語が「~する」,「~である」,「~の状態にある」ということを叙述する部分のことである。
日本語の文法成分としては,この主語と述語に連体修飾語(連文節)と連用修飾語(連文節)が加わる。(他に独立語というのもあるが,これは主要な成分とはいえないので省略する。)
中国語はどうか。中国語の場合は日本語の連用修飾語が二つに別れ,その一部が目的語となる。しかし,あとは日本語と同じと考えていい。
英語はどうか。主語と述語があるのは当然だが,中国語のように目的語もある。さらには補語というのも主要な文法成分として存在する。(日本語の文法成分には目的語も補語もない。中国語は英語同様目的語も主要な文法成分としてあり,補語もある。しかし,この補語は英語ほど主要な要素とはいえない。述語の一部と理解していいかも。)
それなら,日本語の連体修飾語と目的語を省いた連用修飾語は中国語や英語ではどうなるのか。
連体修飾語は中国語では「定語」,英語では「修飾句」といっているが,そのはたらきは日本語と同じだ。(ただ英語の場合は後ろから修飾する場合も多い。日本語と中国語はそれはない。)
日本語の「目的語を省いた連用修飾語」の部分は英語では副詞句(節),中国語では「状語」と呼び,いずれも述語を修飾する。なのにどうして用語を統一しないのだろうか。ただ,この部分は日本語と中国語は必ず述語の前に位置するけれど,英語はなぜか動詞の後ろがほとんどだ。
ところで,その文法成分の並べ方(語順)は当然ながら,各言語によって異なるところがある。
例えを挙げて,考える。
日本語 「だれが・何が+いつ・どこで・何を+~する」
(主 語)+(連 用 修 飾 語) + (述語)
「 彼は / 今日 家で 中国語を/勉強する。」
中国語 「だれが・何が+いつ・どこで +~する + 何を」
(主 語)+(連用修飾語)+ (動詞)+(目的語)
「 他 /今天 在家 /学 /中文。」
英 語 「だれが・何が+~する + 何を +どこで・いつ」
(主 語)+ (動 詞)+(目的語)+(副詞句/節)
「 He / study / Chinese at home today.」
注1 連体修飾語というのは主語の「彼」を「彼女の彼」に,目的語の「中国語」を「宿題の中国語を」というように,主語や目的語となる名詞を修飾した語句のことである。
注2 英語の補語については以下の例文で考えてください。(参照「中国語文法10」)
日本語 「 わたしは /日本人 です。」
(主語) (述語)
中国語 「 我 / 是 / 日本人。」
(主語)(動詞=述語) (目的語)
英 語 「 I /am /Japanese. 」
(主語) (動詞) (補語)
(述語)
中国語の補語については以下の例文で考えてください。(参照「中国語文法11」)
日本語 「 あなたは /中国語が お上手ですね。」
(主語) (主 語) (述 語)
(述 部)
中国語 「 你 中文 /説 得 很 好。」
(定語)(主語) (動詞)(補語)
(主 部) (述 部)
英 語 「 You /can speack /Chinese very well. 」
(主語) (動詞) (目的語) (修飾語)
(「はじめに」を後から書いている ネコ)
その並べられた単語がどのような役割をもって,一つの文の中で用いられているか。そうした文中における役割を文法成分と呼ぶ。
一つの文の中で中核となる文法成分は主語と述語である。
主語とは話題の中心となる事柄である。述語とはその主語が「~する」,「~である」,「~の状態にある」ということを叙述する部分のことである。
日本語の文法成分としては,この主語と述語に連体修飾語(連文節)と連用修飾語(連文節)が加わる。(他に独立語というのもあるが,これは主要な成分とはいえないので省略する。)
中国語はどうか。中国語の場合は日本語の連用修飾語が二つに別れ,その一部が目的語となる。しかし,あとは日本語と同じと考えていい。
英語はどうか。主語と述語があるのは当然だが,中国語のように目的語もある。さらには補語というのも主要な文法成分として存在する。(日本語の文法成分には目的語も補語もない。中国語は英語同様目的語も主要な文法成分としてあり,補語もある。しかし,この補語は英語ほど主要な要素とはいえない。述語の一部と理解していいかも。)
それなら,日本語の連体修飾語と目的語を省いた連用修飾語は中国語や英語ではどうなるのか。
連体修飾語は中国語では「定語」,英語では「修飾句」といっているが,そのはたらきは日本語と同じだ。(ただ英語の場合は後ろから修飾する場合も多い。日本語と中国語はそれはない。)
日本語の「目的語を省いた連用修飾語」の部分は英語では副詞句(節),中国語では「状語」と呼び,いずれも述語を修飾する。なのにどうして用語を統一しないのだろうか。ただ,この部分は日本語と中国語は必ず述語の前に位置するけれど,英語はなぜか動詞の後ろがほとんどだ。
ところで,その文法成分の並べ方(語順)は当然ながら,各言語によって異なるところがある。
例えを挙げて,考える。
日本語 「だれが・何が+いつ・どこで・何を+~する」
(主 語)+(連 用 修 飾 語) + (述語)
「 彼は / 今日 家で 中国語を/勉強する。」
中国語 「だれが・何が+いつ・どこで +~する + 何を」
(主 語)+(連用修飾語)+ (動詞)+(目的語)
「 他 /今天 在家 /学 /中文。」
英 語 「だれが・何が+~する + 何を +どこで・いつ」
(主 語)+ (動 詞)+(目的語)+(副詞句/節)
「 He / study / Chinese at home today.」
注1 連体修飾語というのは主語の「彼」を「彼女の彼」に,目的語の「中国語」を「宿題の中国語を」というように,主語や目的語となる名詞を修飾した語句のことである。
注2 英語の補語については以下の例文で考えてください。(参照「中国語文法10」)
日本語 「 わたしは /日本人 です。」
(主語) (述語)
中国語 「 我 / 是 / 日本人。」
(主語)(動詞=述語) (目的語)
英 語 「 I /am /Japanese. 」
(主語) (動詞) (補語)
(述語)
中国語の補語については以下の例文で考えてください。(参照「中国語文法11」)
日本語 「 あなたは /中国語が お上手ですね。」
(主語) (主 語) (述 語)
(述 部)
中国語 「 你 中文 /説 得 很 好。」
(定語)(主語) (動詞)(補語)
(主 部) (述 部)
英 語 「 You /can speack /Chinese very well. 」
(主語) (動詞) (目的語) (修飾語)
(「はじめに」を後から書いている ネコ)
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