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zoom RSS ひなたぼっこ

<<   作成日時 : 2006/11/08 12:32   >>

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 昨日は北海道で竜巻(大旋風)が起こって9名の方が亡くなった。元気で働いていた人が急に命を奪われる,想像に絶する痛ましいことだ。

 昨日はこちらも多少の風が吹いて,やや天気が良くなかったが,今日は昨日よりも気温は7度も冷え込んだが,朝から穏やかな青空だ。

 わたしは8時に妻が「出かけてきます」という声で、やっとフトンから抜け出た。妻は今日家から23キロも離れたところへ卓球の練習に出かけたのだ。このところ妻の日程は卓球漬けで,週に4日は卓球日だ。昨年ごろから妻の卓球熱は高騰し,とうとう6畳2間を板の間に改造して卓球台まで備え,友達が来ないときは,わたしの送球でバックアタックを練習するほど熱の入れよう。

 毎日家におられて,わたしの行動を監視されるよりも,お互い好きなものがみつかり,それに熱中できることはありがたいことだ。

 一人食事をすませ,後片付けをし,コーヒーを入れて庭に出る。狭い庭だが,高台なので見晴らしはいい。



 一昨日の雨で,空気も洗われたのか,今日の空はことのほか青い。向かえの梢のてっぺんに小鳥がとまる。山鳩が飛ぶ。小さな蜂がまだ飛んでいる。ひなたぼっこ(曬太陽)をしながら,こんな時を過ごすことがこれまでどれほどあっただろうか。



 今年のわたしの誕生日に秋篠の宮家にご長男が誕生した。「悠仁」親王と名付けられた。

 その「悠」という字の説明に平成の漢学者石川忠義氏が陶淵明の「飲酒・其の五」の中から「菊を采る 東籬の下 悠然として南山を見る」という句を引いて説明されていた。わが家の庭にもちょっと出来損ないだが,白や黄色の菊がいく鉢かある。いまわたしは向こうの団地のその上の青い空をながめている。まさに「悠然として南山を見る」陶淵明の心境ではないか。

 わが人生を振り返る。20代後半に結婚し,新婚旅行ではじめて飛行機に乗り,宮崎に出かけた。30代前半までは自転車で通勤していた。電話もなかった。30代後半,中古の名車スバルを15万円で買った。40代前半幸い家が持てた。……。50代後半はじめて外国へ出かけた。60年代は毎年のように外国へ出かけた。

 マッターホルンも近くまで行った。ハワイのダイヤモンドヘッドに登った。エッフェル塔も登った。ソウルの青瓦台の裏山にも行った。タイでは象にも乗った。世界の“3大がっかり”マーライオンにもあいさつした。バリ島の夕日も眺めた。もちろん中国には10数回は出かけた。



 さて,陶淵明の詩の後半はこうだ。

  山気 日夕によく   飛鳥 あいともに還る             
  この中に真意あり   弁ぜんと欲してすでに言を忘る  

     

 若いころ陶淵明は後ろ向きだと思った。空飛ぶ鳥たちに何か目標があるのか。空に浮かぶ雲に何か意味があるのか。そんなことを問うてどうする。人間が偉いのは目標がもてるからだ。人間が一番なのは意味あることができるからだ。もし西洋文明がこの東洋の世界に入ってこなかったらどうだったのか。いまだに江戸時代ではないのか。生まれたところから一生出ることはない。テレビもマイカーもパソコンもケイタイも無縁な生活ではないのか。
 
 だから,陶淵明は後ろ向きだと思った。東洋文明はくだらないと思った。

    
                              (ネコのくせに下らぬことを考えて不眠症になる ネコ)
 

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2009/06/15 17:40

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