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zoom RSS 民族・宗派の対立なら独裁がまし?

<<   作成日時 : 2008/03/22 14:56   >>

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2008年の最大イベントは8月の北京オリンピックかと思っていたら、もっと大きなドラマが見られるのかもしれないと、期待が高まっています。私も人並みにその成り行きが気になっております。そしてこんな妄想をしております。


もしも私がコキントーなら、この期に及んだら、きっとこういってしまうことでしょう。

「オリンピックは開けません。チベットはどうぞ独立してください。ウイグル族もその他の自治区も独立したいならそうしてください。」

そして、わが国のホソカワモリヨシさんのように、アベシンゾウさんのように、櫻が散るように、潔く政権から下りてしまうことでしょう。


さて、そうなった後の中国はどうなるのでしょうか。

ちょうどソビエト連邦が崩壊したときのように、一とき人々はテレビの前でワクワク、ドキドキするでしょうが、1年も経てば、いまのプーチンさんが平気の平左でいばっているように、中国の新しい指導者たちも、今とあんまり変わることなく振舞っているのではないでしょうか。


ところで、民主化とは一体どういうことなのでしょうか。自由、人権の保障された政治とは一体どうすることなのでしょうか。簡単にいうと、まずは政治に関わりたい人たちが思い思いにそれぞれの政党を立ち上げて、みんなが選挙というゲームに参加して、国を運営するということなのでしょう。だから、中国もそうすればいいだけの話です。あんまり国が大きすぎると、とても選挙なんかできないでしょうから、中国も沿海地方だけになった方がやりやすいのではないでしょうか。


ただ私には懸念が一つあります。中国が民主化する中で、自由と人権を尊重するという過程で、イラクや旧ユーゴスラビアのようになってしまったら、私たちにも少なからざるはた迷惑が降りかかるのではないかということです。

ブッシュさんが始めたイラクの民主化、この20日が5周年だったそうですが、独裁者は絞首刑に処せられ、民主化の証である自由選挙は実施されましたが、残念なことに民族と宗教の対立が深刻のようです。イスラム教スンニ派とシーア派との対立に、北部クルド人の独立の動きを、アメリカはイラクの人たちはどう解決するのでしょうか。

それに、あの旧ユーゴスラビア。チトーの共産政権から解放されて、民主化されたはずなのに、勉強不足でよくわかりませんが、どうして日本の3分の1にも足りない国土に、8百万足らずの人たちが、8つの国に分かれて窮屈な生活をしなくてはいけないのでしょうか。スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、マケドニアの7か国、今年になってさらにセルビアの自治州だったコソボが独立を宣言して8か国に。今の地理の勉強、国名なんかきっとテストには出せないでしょう。

1991年に崩壊した旧ソビエト連邦から分離した国々の人たち、幸せに暮らしているのでしょうか。

ここの15の国々は案外うまくいっているような感じがしますが、それでもまだ完全には民主化されていないところがあるみたいです。

3月12日のBS1で「ロシア周辺諸国民主化とアメリカの戦略」(2005年 仏)という再放送の番組を見たのでしたが、この地域に本物の民主化を実現するために、アメリカの「フリー○○」とかいう民間団体から革命マニュアルの指導と資金の提供を受けて、活動する東欧諸国の若者たちが紹介されていました。ウクライナのオレンジ革命やベラルーシの政変などは、このような指導と資金を受けた若者たちによって、革命のイメージ戦略が練られ、活動が組織され、展開されて、成功した例なのだそうです。そのアメリカ本部へはキリギスの若者やモスクワーの大学生も訪れていましたから、それらの国でも同じような運動がいまもどこかで展開されているのでしょう。

そのアメリカの資金提供団体の黒幕は次期共和党の大統領候補マケイン上院議員だと紹介されていました。


ソビエト、ユーゴ、イラクの旧政権崩壊のあとは、いよいよ中華人民共和国政権でしょうか。

さて、その崩壊は私が想像するようにすんなりいってくれるといいのですが、軍部がいうこと聞かず、ミャンマー政権のような状態がつづいて、イラクのように多くの民間の犠牲者が出ることも考えられます。でもやがては終息するでしょうが、その結果は民主や自由、人権と引き換えに、民族と宗教の泥沼状態的対立になるかもしれません。もしそうなるなら、チトーやフセイン、一党独裁といった独裁政権の方がまだましなのでは、と思ったりもするのです。


   (私は大黒柱だから、ワンマンで、雷オヤジで、亭主関白でどこが悪い、と本気で思っている 頑迷なネズミ)

≪追記≫
国家独立の原則について、こんな論文がありました。コソボ方式でいくとアフリカだけで200、エスニック集団の国内での同居が不可能とスなると、世界では5000もの国家が出現するそうです。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080411/erp0804110315001-n1.htm

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
世界中がそれを恐れているから未だに共産党政権が存続していますね。
だが、この侭ではアジアの覇権は確実に中国に握られ、日本は悲惨な事になる。オーストラリアはどんどん中国に接近しています。
中国政治の現代化のソフト・ランディングが可能だとは恐らく当の中国権力層も考えてはいないと思います。
どの道悲惨ならいっその事・・・だが、国民の意識が現代化し、まともな連邦国家に成るには100年位は掛かるでしょうね。何れにせよ、日本は覚悟が要ります。
goda
2008/03/22 22:27
 やっぱし、こうなってみるとかえすがえすも残念なのは、田中角栄の日中国交回復ですね。キッシンジャー外交のニクソンショックにうろたえて、アメリカに追随したのは、戦後最大の外交失策だった。あのときに「アメリカと日本はちがう。日本外交にはヴェルサイユ条約交渉以来の民族自決の原則がある。第一次大戦直後のヨーロッパとおなじように、いまのこの地域には民族問題が未解決で残っている。支那のことは支那人が、チベットのことはチベット人が、ウィグルのことはウィグルが、台湾のことは台湾住民がその自決権を行使するべきだ。その結果が出るまでは、日本はこの地域との平和条約締結を見合わせる。 これは、ヴェトナム戦争や中ソ国境問題のような一過性の問題解決とバーターするような軽微な話題ではない。かつてわが国の大東亜戦争の開戦理由ともなった重要問題である。一度や二度の敗戦で、この国家理念を捨てることはできない」といって、政経分離政策を継続するべきだった。
 外交関係を閉じたまま、交易しても、経済的にはいまと変わらない状況が現出したと思う。
罵愚
2008/03/23 05:33
 概ねのことは分かるような気がするのですが。現在、クロアチアへ行くので、ユーゴスラビアのことなども調べているのですが、あそこは、人口が少ないから、どうのこうのと、傍で言うのには、あまりにも、複雑な事情があり過ぎるようです。
shige
2008/03/24 09:42
godaさん、罵愚さん、shigeさん、コメントありがとうございます。
中国政治現代化のソフト・ランディングは可能か。日中国交回復はすべきでなかっのか。旧ユーゴスラビアの問題を傍らで言うにはあまりにも複雑な事情がある。いずれも大きな問題で、今の私にはどう考えたらいいのか、わからないでおります。
東西冷戦構造が解消されて、民主主義と自由、人権の側の大勝利だと喜んでいたのに、どうしていまの世の中、民族と宗教の泥沼的対立があちこちで起こって、多くの人が不幸になっているのか、これも納得できないのです。
damao
2008/03/24 11:42
 支那がどうなるだろうか?なんてことは、支那人が考えればいいことで、日本人が心配する必要はない。おなじことは、チベットにも言えて、チベットのことはチベット人が心配することで、支那人や日本人には無関係だと思う。
 ただ、支那の共産党政権の異民族支配が、非難のまとであって、チベットを独立した民族国家だとみれば侵略戦争だし、中国の一部だとみれば、ナチスのユダヤ迫害とおなじ人道犯罪だと思う。この部分については、だれでも「異議あり」の声をあげる権利と義務を有している。
罵愚
2008/03/24 16:31

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