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zoom RSS 田母神前空幕長の新刊広告

<<   作成日時 : 2008/12/15 16:39   >>

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今日は新聞休刊日でしたので、ゆっくり昨日(12月14日)のいくつかの新聞を読むことができました。私が気になったのはあの田母神俊雄前空幕長の新刊広告が読売新聞に出ていたことでした。

緊急発売!本年度最大の話題の本
私は「日本が素晴らしい国だ」と言ったら解任された!

『自らの身は顧みず』
  (WACワック出版) 


推薦者は中西輝政小林よしのり高山正三小野寺寛郎の4氏でした。その中の中西氏の推薦の言葉全文を紹介します。

重要なのは、「日本だけが侵略国家ではなかった」という点だ。東京裁判史観を支える論者には、常に国際的視野が欠けている。


それについての私の感想はこうです。

確かに「日本だけが侵略国家ではなかった」でしょう。しかし、田母神氏は「日本だけが」ではなく、「日本は侵略国家ではなかった」といっているのです。

東京裁判史観を支える論者」とはどういう方々なのか私にはわかりませんが、中西輝政氏の「国際的視野」とは当時の列強各国は日本と同じようなことをしていたのだから、我々はなんら疾しいことはない。日本が戦争を始めたことによって特にアジアはむしろ好転した、独立できた。どうして卑屈になる必要があるのか。大いに自画自賛すべきだ。きっとそういうことなのでしょうか。



ところで、その前日13日の同じ読売に「叙情と闘争 辻井喬・堤清二回顧録」という土曜連載随筆が載っていました。その末尾は以下のような文章でした。

話が飛ぶが、ここまで考えてくると1931(昭和6)年、満州事変を起こし、2年後にこれを非難した国際連盟から脱退し、こうした動きに反対する者を、いわゆる治安維持法違反で逮捕するような時の軍部の権力の動きを見て、「このまま進むと、きっとアメリカと戦争をするようになる」と判断した白州次郎のことが想起されるのだ。当時から彼は吉田茂と親交があったが、こんな政府と付き合っている訳にはいかないとして、いくつもの会社の役員やビジネスを全部辞め、東京近郊の町田市に農地を買って百姓をはじめた。こうした行動を実行できた白州次郎は、日本には珍しい知性を持った指導者と言えるのではないかと僕は思った。
画像



さて、いかがでしょうか。

戦前のことをよくは思わない私のような日本人は自虐史観の持ち主、日教組教育の申し子と非難されるのでしょうが、私が戦前の一部の我が国のあり方に不信感を抱いているのは、私の親たちの一生を垣間見ているからです。当時の日本の政治を動かしていた方々が白州次郎さんとは対極の非知性しかない粗暴な指導者ではなかったのかと、疑念を抱いているからなのです。

日本が侵略国家であったかどうかは、私にとっては本当は所詮人ごとです。よその国の人たちの問題です。

私が過去を紐解いて感じるのは、もしも白州次郎さんのような知性があれば、あんな負けるとわかっている戦争ははじめなかったのではないのかということです。沖縄を戦場にし、本土のほとんどの都市を焼け野原にし、原爆を落とされ、ソ連の参戦まで招いて北方領土まで進呈してしまった。そんな敗戦濃厚な中でもなお「神風が吹く」、「一億総玉砕」と鼓吹し続けた指導者がいたこと、それがやっぱり許せないのです。 (国家、国家というけれど、それを動かしているのはある個人、その力にあやかりたい権勢欲、利権欲の輩が取り巻き、国家を自由に動かしているのではないのか。日本の”聖戦”遂行もやっぱりそんなものではなかったのか、私にはそういう疑念が拭えないのです。)

そんな勇ましいだけの指導者集団がまたぞろ現れやしないか、それが恐いだけなのです。



                          (ネズミはネコにはかなわない だからいつも穴ごもりの 臆病ネズミ)

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