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zoom RSS ダーティ小沢・鳩山とクリーン谷垣――森田実翁への手紙

<<   作成日時 : 2010/02/07 22:10   >>

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 私は森田実氏の著書を読んだことはありません。ただ、書店の政治書コーナーに並ぶ書物の中に森田実のお名前を見て記憶し、最近氏のブログ「森田実の時代を斬る」を覗くようになった、そういう関係です。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML

 昔は自民党をかなりきびしく批判していたという印象もありましたが、最近の記事は小沢氏批判一色で、ますますその舌鋒はするどく、なるほどこういう見方もあるのかと考えさせられています。

 でも、森田氏がきびしく反小沢・鳩山の言論活動をつづけていることに気づいたのは2月5日のことで、その日の記事を読んで、「小沢・鳩山と検察上層部は握手したのか」という文をこのブログに書いたのでした。https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do

 さて、どうして森田氏は反小沢・鳩山の立場に立たれているのでしょうか。

 まずは2月1日の「【87】 [民主党議員に訴える(1)]民主党議員よ!党内革命を起こせ! 民主党員は自らの力で、金権政治家・小沢一郎幹事長と脱税疑惑の鳩山由紀夫首相の支配を打破し、民主党内の民主革命を断行せよ!」をご覧ください。
       民主党員よ目を覚ませ!と言いたい。
       小沢一郎幹事長は国民の支持を失った。政治資金規正法違反容疑を受け、秘書と元秘書三人が逮捕
      され、与党幹事長自身が東京地検特捜部の事情聴取を受け、さらに政治資金で土地・マンションなどの
      不動産を買い漁るなど異常なことが明らかになっている。さらに政党助成金の私物化の疑いが浮上してき
      ている。これも今後、実態が明らかにされるであろう。小沢氏は直ちに幹事長を辞任すべきだ。このような
      ダーティイメージがしみついた金権政治家を、民主党はいつまで支持するのか。
       鳩山首相は、母親からの多額の贈与を「知らなかった」と記者会見でも国会でも何度も繰り返している
      が、あまりにも国民をバカにしている。鳩山首相の信用も地に落ちてしまった。民主党はどうして鳩山首相
      を批判しないのか?!
       二人の金権政治家に国政をまかせていいのか。民主党をまかせていいのか。民主党員全員が反省す
      べきである。
       いま民主党に必要なのは小沢・鳩山体制からの脱皮である。民主党員よ、正義感を失ってはならない。
      いまこそ小沢・鳩山体制を打破するための党内革命を起こすべきである。(つづく) (以上全文です


 この文の次なる文「【88】のタイトル・リードは [谷垣禎一自由民主党総裁研究・第2部(1)]1月24日の自民党第77回定期大会における「谷垣総裁年頭演説」に見る高い倫理性と知性〈その1〉ダーティ・金権の小沢一郎・鳩山由紀夫とクリーン谷垣禎一 」というものです。「ダーティ・金権の小沢・鳩山とクリーン谷垣」です。http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C06035.HTML

       谷垣禎一自民党総裁をよく知る人は、谷垣氏が「個人としてはじつに真面目で立派な人物だ」と言って
      いる。谷垣氏が倫理面でも知性の面でも卓越した人物であることを、よく知る人々は一致して認めてい
      る。指導的人物を評価する上で私が最も重視してきた要素は「倫理的卓越性」である。アリストテレスは
      指導者の条件として「倫理的卓越性」と「知的卓越性」の二つを挙げたが、私の場合、この二つは同格で
      はない。私は「倫理的卓越性」重視派である。
       ところが、最近は「知的卓越性」重視派が増えている。とくに世論に対して決定的影響力をもつマスコミ
      人のなかでは「知的卓越性」重視派が多数派である。たとえば、マスコミ人の多くは、最近まで小沢一郎
      民主党幹事長を支持する人が多かった。私は、何人かの元新聞記者、ジャーナリスト、学者が「小沢一郎
      は天才だ。大政治家だ」と言っていたのを耳にしたことがある。彼らは人格(「倫理的卓越性」)よりも、政治
      の駆け引きにおける権謀術数と手練手管のうまさを重視していた。
       私は、倫理面で劣る政治家が権謀術数と手練手管の面ですぐれているというのは、きわめて危険なこと
      であると考えている。小沢一郎氏が政治資金で土地・マンションなどの不動産を買い漁っていたことが、
      最近明らかにされた。小沢氏自身、否定していない。政治資金で土地やマンションを買い漁っていたこと
      は事実である。しかも小沢氏は「何も間違ったことはしていない」と言いつづけている。この小沢氏を民主
      党の大多数の国会議員が支持している。政治資金で不動産を買うような政治家が、民主党の独裁的指
      導者になっていて、日本の政治を動かしている現実は異常である。異常すぎる。民主党議員のほとんど
      が、これほど異常なことを平然と行い、いささかの反省もない小沢氏を支持しつづけていることもまた大変
      に異常である。
       このような倫理なき国会議員が多数派を占めている日本の国会の現状は憂うべきものである。母親か
      らの十数億円の贈与を「知らなかった」とする鳩山首相の発言も異常である。この鳩山首相の異常発言に
      疑問すらもたないような国会議員が大勢いるというのも、常識ある国民にとっては耐えられないことであ
      る。倫理なき政治家にこの日本をまかせることはできない。
       小沢幹事長と鳩山首相のゆがんだ倫理観、倫理の喪失を支持しているような国会議員は政治を行う資
      質に欠けている。
       谷垣禎一自民党総裁は、倫理面では卓越した人物である。この点は大切なことである。
       1月24日の自民党大会における「谷垣総裁年頭演説」を読んで、私は谷垣氏の政治家としての卓越性
      が示されたと感じた。この演説は全国民が読むべきすぐれたものである。われわれ国民は政治家をテレ
      ビにおける演技力で評価してはならない。目を覚まさなければならぬ。(つづく)  (以上全文


 政治指導者の大事な資質として「倫理的卓越性」と「知的卓越性」があり、森田氏は「私は『倫理的卓越性』重視派である」と述べています。

 ところで、私は今でも小沢さんが幹事長を続行してほしいと思っていますし、鳩山さんには首相としてお約束の「この国の政治の大掃除」を実行してもらいたいと願っていますので、つい、この“老いの一徹”とも思える森田翁(1932生まれですから、私はすこしだけ後輩)のご意見に反論したくなるのですが、お金のことをいわれるとそれもそうかなあと、つい口ごもってしまうのです。

 でも、私は俗物です。ですから、私の生き方は実にいい加減なのです。

 森田氏も政治指導者は「倫理的卓越性のある人」か「知的卓越性のある人」かという二者択一とはおっしゃっつていません。どちらかというと前者を重視するというお立場でしょう。私はそこが森田氏とはちょっと違っていて、どちらにウエイトを置くかは時と場合によるという、実にいい加減な、都合のいい考え方なのです。


 そこでいまハタと思いついたのです。

 森田氏はひょっとして平成の屈原ではないかと。俗物私はというとひょっとしてあの漁父(漁夫)の生まれ変わりなのではないかと。


 それでは森田氏と同世代の方ならきっと覚えておられるのではないでしょうか、端午の節句にゆかりのある屈原のお話、むかし漢文でならった「漁父の辞」です。思い出して、一緒に朗誦しましょう。

      屈原曰く、「世を舉げて皆濁り、我獨り清めり。  
            衆人皆醉ひ、我獨り醒めたり。是を以て放たる」と。
         
     漁父曰く、「聖人は物に凝滯せずして、能く世と推移す。
            世人皆濁らば、何ぞ其の泥を濁(にご)して其の波を揚げざる。
            衆人皆醉はば、何ぞ其の糟を餔(くら)ひて、其の麗(り)を啜らざる。
            何の故に深く思ひ高く舉がりて、自ら放たれしむるを為す」と。


      (屈原は言った。「世の中はすべて濁っている中で、私独りが澄んでいる。人々すべて酔っている中で、私
       独りが醒めている。それゆえ追放されたのだ」

       漁夫は言った。「聖人は物事に拘らず、世と共に移り変わると申します。世人がすべて濁っているなら
       ば、なぜご自分も一緒に泥をかき乱し、波をたてようとなされませぬ。人々がみな酔っているなら、なぜ
       ご自分もその酒かすをくらい、糟汁までも啜ろうとなされませぬ。なんでまたそのように深刻に思い悩
       み、高尚に振舞って、自ら追放を招くようなことをなさったのです」)

       http://blog.goo.ne.jp/hanadayo8787/e/7fe31642ac6fe129994d730caa189a76


       (「世の中『滄浪の水濁らば以てわが足を濯(あら)うべし』なんだ。だからズーッと汚水の中に住む
        ドブ・ネズミ)

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森田さんが「倫理的卓越性」と「知的卓越性」の二つのうち、「私は『倫理的卓越性』重視派である。」という根拠がよくわかりません。少なくとも、生きるか死ぬかの局面で倫理を重視する人はリーダーとして失格のように感じますし、政治が民の道具である以上、倫理と知との優先順位は状況に従属する問題のように思います。ご紹介されていたい、わずか1000字余りの「小沢・鳩山と検察上層部は握手した」の論考で「ファッショ」という言葉を14回も使う森田氏には違和感を感じました。
tesa
2010/02/09 00:55
サッカーの試合を見ても、フアイトのある選手は違反すれすれにぶつかります。政治、殊に権力争いなら、生きるか死ぬかなの戦いですから、常に倫理を重視するなんて、やっぱりありえないですよね。
政治にカネをかけなくては勝てない今日の状況なのですから、小沢・鳩山もボスとして莫大なお金を使ったに相違ありません。「小沢の目的は金儲け」という森田実の批評も的外れではと、私には思われます。
damao
2010/02/09 19:53

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