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zoom RSS 尖閣と普天間はリンク――これで普天間問題は解決だ

<<   作成日時 : 2010/09/24 11:26   >>

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 9月7日に起こった尖閣諸島中国漁船衝突事件、中国側の抗議はますますエスカレートしていますが、菅内閣は粛々と国内法にのっとって船長を起訴することになる、私はそう予測しています。

 こと領土に関することですから、わが国の利権を守るために今はそうすることしかない、私もそう考えるのですが、しかしことの真相は単なる偶発事件で、中国側の一方的なイチャモンと決めつけていいのかどうか、いまだ疑問は残っています。

 というのは、今日の産経新聞の「正論」に拓殖大学大学院教授で日本の外交問題のブレーンを務められた森本敏氏が「尖閣と普天間はリンクしている」という論文を書かれているからです。

 私はこの中国漁船衝突事件問題を自分なりに考えるきっかけは、日ごろからときどき拝見している「田中宇の国際ニュース解説」なので、田中氏の9月17日付け配信記事「日中対立の再燃」で、田中氏は「これはアメリカのネオコンがけしかけて、日本のネオコン傀儡が意図的に中国側を怒らせた」事件という憶測を、ひょっとしたらそうかもしれないとも思っているからです。

 ところで、森本氏は上記の論文の中でこの問題について取るべき日本の対応として、以下の3点にを挙げています。(下線管理者

     日本が今後取るべき対応は、第一に、普天間飛行場問題を速やかに解決し、日米同盟を再強化すること
    。在日米軍は対中抑止力の役割をますます色濃く帯びるようになっており、対中戦略のうち喫緊の課題が
    尖閣諸島問題である。尖閣問題と普天間問題は密接にリンクしているのである。
     仮に、尖閣諸島が中国の領土になれば、沖縄の各基地を含む在日米軍基地は、米中対立の最前線にな
    る。そんな状況を未然に防ぐためには、日米同盟に基づく抑止機能を再活性化するしかない。できれば、早
    急に沖縄周辺海域で日米海上合同演習を頻繁に行うといった着意が必要である。

     第二は、中国が対日抗議を激化させていることに対しては、あくまで法と正義にのっとって冷静に対応する
    ことだ。前述した通り、中国が日本社会には圧力をかければ、自らの意図を実現できると甘く見ているとすれ
    ば、なおのこと国内法を厳正に適用する姿勢を明確にする必要がある。
     その一方で、中国が、今回のような海洋行動を一段と日常化させてきて、そのうち、中国海軍艦艇が中国
    漁船を守りつつ、日本の領海に接近してきた場合、いかなる手段を取るべきかも検討しておかなければなら
    ないだろう

     ……。

     第三には、尖閣の問題を日中間の問題に狭めることなく、アジア・太平洋の多国間の問題に広げる努力を
   行うことである


 そして結論としては、以下のように述べられています。

     要するに、今回の問題ではっきりしてきたのは、中国の一方的にして強圧的かつ露骨な海洋主権拡大の
    意図であり、中国が今回のような海洋行動を常態化させることにより、目的を達成しようとする長いプロセス
    が始まったということである。日本の姿勢としては、法と正義に基づき正々堂々と振る舞うこと、それ以外にな
    い。

    http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100924/plc1009240235003-n1.htm


 まことに森本氏のご指摘のとおりで、これは絶対多数の日本国民は賛成するしかない正論でしょう。


 ただ、私がふっと思ったことは、以下のようなことです。

 森本氏の論は今度の事件は中国側の意図的な行為の結果という前提での発言です。また、前原外相の公式コメントは偶発事件といっていました。しかし、少数意見なのでしょうが、田中氏のように「意図的に中国側を怒らせた」という見方もあるわけで、これまでわが国のマスコミを信用してこなかったひねくれ者の私としては、その見方も一概には否定できない、本当の真相はどうなのだろうか、ということです。

 近く中国人船長が起訴されると、その結果として、中国との関係は冷戦状態にもどり、そこから起こる不都合は日本国民ですからガマンすればいいと思うのですが、ほんの1と月前までは沖縄の米軍軍事基地は早く撤退してほしい、アメリカの抑止力なんかいらないと思っていた私、おのれの不見識を認めることとなり、目下自己嫌悪のみじめな心境なのです。

 民主党代表選挙のとき、小沢氏が「沖縄の民意が反対しているのに、実施できるわけがない」という発言に、「そうだ、そうだ」と私は心の中で拍手していたのです。そしてどうして菅総理をはじめ、岡田、北沢、前原等の各大臣はそれがわからないのか、本当にどうしようもないボンクラ大臣だと軽蔑し罵倒していたのでした。しかし、一方、「日米合意は尊重する」という彼らの意外と冷静で自信に満ちた表情に、何か秘策でもあるのかとも思っていました。


 普天間問題に関するこれからの流れは、この中国の異常な抗議によって、確実に変化することになることでしょう。

 不利が伝えられていた11月の沖縄県知事選挙、確実に仲井真現知事が勝利することに違いありません。そしてある程度の混乱はあるものの、普天間問題はメデタシ、メデタシで終わることになるのでしょう。


                 (小沢一郎を勝手に応援した私、今は「敗軍の”一兵卒” 兵を語らず」の心境だが、
                  やっぱり語っている おしゃべりネズミ)

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
まさに罠にはまったようですね。中国を刺激して日中の間に火種を残しておけば、アメリカ軍が沖縄に駐留する意味づけができると考えてのことだと思いますよ。今回のようなことがあると、日本人は中国を脅威に感じ、やはり基地が必要だと思ってしまいますから、それこそが今度の問題のねらい目なのではないでしょうか。
スーザン
2010/09/24 13:41
菅内閣はダメです。支那に足元を見られてます。
だから支那様は、レアアース輸出禁止も、拘束した邦人4人もすんなりとは解禁・解放しないんじゃないですか?足元見てますから。
tesa
2010/09/24 23:36
 3時ごろセンターで囲碁をしていたら「船長」「起訴」という単語がテレビから流れていたので、てっきり「起訴決定」と思ったら、「釈放」でした。
 普天間問題とからめての深慮遠謀、”敵”ながらやるなあと思っていましたが、カン内閣、そんな智恵もない、やっぱり「司令塔なき412人衆愚アキカン内閣」ですね。
damao
2010/09/25 08:20

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