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zoom RSS チェルはウンチで、福島はオナラ、本当ですか――あふれ出るオマルの臭気と暮らす日本人(9)

<<   作成日時 : 2011/03/27 21:16   >>

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 池田信夫さんという元NHK職員で経済学者、経済評論家がおられます。昨日から池田氏の「池田信夫bolg-paret2」を読んでいます。

 3.11以降のブログはほとんど福島第一原発問題を扱っておられ、経済にも音痴な私、こんな見方もあるのかと、参考になるところが多々あります。原発に対するスタンス、どうも私とは違っているようですが、なるほどと思うところがたくさんあります。

 今日27日の記事は「エコ幻想の終わり」というタイトルでした。内田樹さんの記事への批評でした。 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51692200.html

 私、内田氏の記事をまだ読んでいませんが、内田氏は「原発事故によって失われるものは、……、原発の好調な運転が数十年、あるいは数百年続いた場合にもたらされる利益を超える」。ですから、「すべての原発の即時停止と廃炉」を求めるという趣旨なのだそうで、これなら私も今の考えと同じです。

 そういう内田氏の意見に対して、経済専門家の池田氏は以下のように批判しています。
    これは事実認識として誤りである。今回の原発事故で、人命は1人も失われていない(今後も死者はゼロに
   近いだろう)。損害は数兆円と見込まれるが、これは東電の1年分の売り上げにも満たない。もちろん損害賠償
   を行なったら東電の経営が破綻するおそれは強いが、その損害は「原発の好調な運転がもたらされる利益」の
   数年分程度だろう。

 さらに以下のように批判をつづけます。
    よくも悪くも、日本はこれから原発を捨てざるをえないだろう。そこに待っているのは内田氏が夢見ている「エ
   コな生活」ではなく、今の首都圏のようなエネルギー不足が恒常化し、産業競争力が失われ、マイナス成長の
   続く世界である。国民がそれを望むのであればやむをえないが、彼らはいったん得た豊かな生活を捨てないだ
   ろう。潤沢で安いエネルギーとそのリスクは、トレードオフになっているのだ。


 この批評の中で、私が初めて聞く言葉は「トレードオフ」という語です。Wikipedeaで調べると、以下のように説明されていました。
   トレードオフ(trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという二律背反の状態・関係の
   ことである。トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うこ
   が求められる。

 内田氏の意見と池田氏のお考え、どちらが正しいのか、今の私には判断できませんので、保留にしておきます。


 ところで、3月17日の池田blogに「 おなかがいたくなった原発くん」というおもしろい動画が紹介されていました。
 http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51689181.html

 どういう立場の方が作られたのか、わかりませんが、内容からはきっと原発推進派でしょう。

 これを見て、私は面白いと思い、なるほどと思ったのでしたが、その夜の寝床の中で反芻していたら、だんだん疑問がわいてきました。

 この動画のおもしろいところはチェルノブイリの事故をウンチ(核廃棄物)に、福島原発事故をオナラ(水蒸気)に見立てているところです。

 池田氏の解説を引用して、その意図を紹介します。
    チェルノブイリでは、ウンチを広範囲にまきちらして多くの人がそれを浴びる大事故が起こったが、スリーマイ
   ルではオナラだけですんだ。福島でも、最悪の事態になってもウンチがまき散らされる事故は考えられない。し
   たがってにおいの残る発電所の周囲は立ち入り禁止になるだろうが、遠くまで被害が及ぶリスクは小さい。


 私が寝床の中でまず疑問に思ったことは、この動画を見て東京の人はホッと安心するでしょうが、たかがオナラでふるさとを追われた福島の人は納得するのだろうかということです。

 次に、一昨日のブログで紹介した東北大学名誉教授・北村正晴氏の「「最悪のシナリオ」という脅しに騙されないために」という記事の中での北村氏の判断に似ているなあということです。
    再臨界は望ましくないことは当然であるが、実害はチェルノブイリ事故とは比較にならないくらい小さい。

 そこで私はチェルノブイリ事故と福島原発事故をウンチオナラに喩えた比喩は正しいのだろうかと思いました。ウンチはやわらかい固形物です。オナラはガスです。その成分もかなり違いがあるのではないでしょうか。

 ウンチは洗わない限り落ちることはありません。オナラはしばらくすると消えてなくなります。チェルノブイリの事故がどのような規模のものか私は知りませんが、その地方を襲った放射性物質、大変ひどいものだったかもしれませんが、基本的には福島第一原発から放出されている放射線物質と同じなのではないでしょうか。福島の放射線物質も短時間には消えず、広島・長崎よりも長くかかる気がしてきました。

 そこで私はチェルノブイリ事故と福島原発事故の比喩を以下のように考えました。
    チェルノブイリ事故は人がクソツボに落ちたようなもの。あるいはコエオケを頭からかぶせられたようなもの。
    福島原発事故はヒシャクでコエオケの糞尿をかけられたようなもの。事故機が1機ですめば一杯、4機なら4
    杯、6機なら6杯分。


 さて、原子炉から放出される放射線物質を封じるためには、冷却装置の運転再開までいかなくてはならないとのことです。そこに行き着くにはあと3〜4段階の工程が必要なようです。テレビでもまだ予断は許さない状態といっていました。

 私が聞いた広瀬氏の話は「1機でも冷却装置の運転再開に失敗したら、作業員は原発内に近づけなくなるから、全機を放棄することになる」というような説明をされたのだと理解しました。万一そういうことになったら、そこから10キロくらいしか離れていない福島第二原発の操業も可能なのかと、心配になってきました。そうなったら、55基ある日本の原発の2割近くがダメになることになります。それでも福島の事故は「オナラ」で、「実害はチェルノブイリ事故とは比較にならないくらい小さい」のかなあ、と思うのです。


 私は原発についても、経済についても、政治についてもまったくの素人です。素人の私の疑問、思いすごし、誇大妄想であればいいのになあ、今はそう思っています。


  (中国古代の杞の人は天が崩れないかと心配した。その話を聞いてやっぱりお隣さんはバカが多いと思った。
   でも今は空から死の放射線が降ってくるので、毎日が死の恐怖におびえて過ごしている 倭国のネズミ)

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内 容 ニックネーム/日時
うんちとおならは綺麗なもの、比喩には適しません。

単に言い換えて満足してる自己満かなぁと所感。

まあ世の中にはうんちとおならがばっちいと思う解脱した人もいるかもしれませんね。
まお
2011/03/28 12:01

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